12/28/2011

150万匹のメキシコ・オヒキコウモリの飛行 Part 3

テキサス州オースティンの夏の風物詩、メキシコ・オヒキコウモリの飛行を見る方法の3つめを書いていこうと思う。個人的にはこの方法が一番のお気に入りだ。

オースティンのLady Bird Lake沿いには、カヤックやカヌーをレンタルできる場所がいくつかある。夕方の夏、コウモリを川の上から見たい場合、どこでレンタルすればいいのだろうか?いくつかある中でもCongress Bridgeから徒歩数分にあるCapital Cruisesが一番お手軽だと思う。カヤックやカヌー、パドルボートの他、クルーズツアーも開催している。

クルーズツアーは夏の間は結構混むため予約が必要だが、カヌーやカヤックは予約は必要なく、当日必要なときに直接出向いてレンタルすることができる。1時間で10ドルほどとお手軽で、日の入りまでに返却すればいい仕組みとなっている。日の入り時間は時期によって若干異なるので、借りるときに確認するのをお勧めする。

橋の上でコウモリを待つ人たち

レンタル場所は橋の南西、Hyattホテルの前の川沿いにあるため、Congress Bridgeまで漕いでいってもそれほどの時間はかからない。Congress Bridgeの下を通るとコウモリのフンの匂いが漂い、コウモリ独特の甲高いチッチッという音が聞こえてくる。橋を超えて上を見ると、たくさんの人が橋の上に並んでいる。




西の空に見えるコウモリの群れ
いざコウモリが出てくると、どこを見たらいいのかわからなくなるが、キレイなのは太陽が沈む西側だと思う。オレンジ色から始まり青で終わるグラデーションの空に橋や橋の上の人、そしてコウモリがシルエットとなる。

写真では分かりづらいかもしれないが、実際に川から見ると迫力がある。たまに橋の左側からブワッと出てきたかと思えば、右側からも出てきたりする。そして頭上の上を通過していく。

東の空に飛んでいくコウモリ

そして反対側の東側を見ると、まだ青い空に黒い帯状の雲のようなコウモリの群れを確認できる。川からだと視界は開けているので、かなり遠くまで見渡すことが可能だ。

遠くまで行ってしまうと、黒い煙のようにも見える。すごい数のコウモリが列をなしてこのように餌を求めて飛んでいくのである。


日の入り後の西側の景色
コウモリの飛行は20分と短いときもあれば、1時間以上続くときもある。暗くなる前にカヌーを返却しなければならないので、また橋の下をくぐってもと来た道を戻るわけだが、この時の景色もまたすばらしい。

水面は夕焼けのオレンジ色に染まり、空は赤、オレンジ、黄色、ピンク、青、紫とため息が出るような美しさだ。前を行くカヌーやカヤック、そして高層ビルがシルエットになり、とても絵になる。

コウモリはもちろんだが、夕暮れのダウンタウン・オースティンも個人的には見所がいっぱいだと思う。

コウモリは苦手な人も、夏場にテキサス州オースティンに出向いた場合は、是非このコウモリを見ていただきたい。カールズバッド鍾乳洞国立公園のように撮影禁止ということもなく、家族や友達と楽しみながらコウモリの飛行を観察することができる。

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