1/05/2012

ビッグベンド国立公園の見所 ~チソス・ベイスン④~

ビッグベンド国立公園のサウスリムはチソス山脈の南側に位置する絶壁である。今回はサウスリムトレイルの後半部分を書こうと思う。

サウスリムからの景色
サウスリム自体は南東に弧を描くような感じで延びている1マイルほどの崖だ。ここまで到着するには3時間半~4時間ほどの登りを要する。容易なトレイルではないがどこの国立公園とも違う独特な砂漠の景色が目の前に広がる。

さて、前回はチソス・ベイスンからPinnacles(ピナクルス)トレイル、Boot Canyon(ブートキャニオン)トレイル、Northeast Rim(ノースイースト・リム)、そしてSouth Rim(サウスリム)について書いたので、今回はチソス・ベイスンへLaguna Meadow(ラグナ・メドウ)トレイル経由で戻る方法について書いていこうと思う。



サウスリムの途中でBoot Canyon(ブートキャニオン)に入る分岐点があるが、Southwest Rim(サウスウェスト・リム)のほうがより長く砂漠の景色を堪能できる。ラグナ・メドウに入ると左側に公園の東側の景色がよく見えてくる。必ずしもリム沿いではないため、視界を遮られる場所もあるが、視界がいい場所ではBlue Creek Canyon(ブルークリーク・キャニオン)がよく見渡せる。そして降りてくるにつれ、Emory Peak(エモリーピーク)も姿を現す。

その頃になるとColima(コリマ)トレイルとの合流地点があり、そこを左にそれてしばらく歩くと、今度はBlue Creek(ブルークリーク)トレイルとの分岐点がある。ブルークリークトレイルはジュニパーキャニオントレイルと同様、砂漠へと向かう(実際はHomer Wilson Ranchに出る)ので、チソス・ベイスンに戻るときはこのトレイルに入らないように注意する必要がある。ブルークリークトレイルは下りになるが、日陰はほとんどないため真夏はかなり厳しいトレイルである。

ラグナ・メドウからの景色。
秋には紅葉が見られる。
ラグナ・メドウトレイルは、登りで使用したPinnacles(ピナクルス)トレイルとは違い、チソス・ベイスンは見えず、全体的な景色もいまいちなところがある。しかし、30cmくらいの真っ青な鳥Mexican Jay(メキシカン・ジェイ)がたくさんいるため、とても楽しませてくれたり、一部紅葉が見れる場所もある。

また、ラグナ・メドウトレイルは傾斜はピナクルストレイルよりも緩やかな半面、距離は若干長くなる。このあたりだと疲れも大分溜まってくるころで、一段と距離が長く感じる。

標高が下がってくると、今まで目の高さにあった山々ははるか上を見上げる感じとなり、大分降りてきたことが実感できる。

チソス・ベイスン付近ではBasin Loop(ベイスン・ループ)トレイルに合流し、ロッジが見えてきたところでピナクルストレイルと合流し、少し歩いたところでゴールとなる。

サウスリムはここ数回、ビッグベンド国立公園を訪れるごとに登っている。景色は移動しないため、毎回同じ景色のはずだが、そこに存在する色や植物の変化で、毎回違った風景を楽しむことができる。

前回バックパッキングをして歩いた時は、オレンジ色に染まる夕暮れに言葉を失った。岩が燃えているのかと思ったくらい真っ赤に染まった。

「ビッグベンド国立公園には何があるの?」という問いには、「砂漠と山と川と・・・」と、実際に存在するものしか言うことができず、何回も訪問している理由をうまく説明することができていない。とても魅力的な公園だが、何がそんなに自分を虜にするのかも理解していないのかもしれない。どうすればうまく伝わるのかと自分なりに考えても、いまだに答えは見つかっていない。

しかし、「また行こう」という思いは今も消えることなく、恐らく次の連休にはまたビッグベンド国立公園を訪れることになると思う。

その訪問時に少しでも答えを見つけ出して、自分なりにその良さを伝えていけたらと思う。言葉数に限りのある私には文章で表現することは難しいかもしれないけれど、趣味の一つである写真で少しでも多くの人にビッグベンド国立公園の良さが伝えられていければいいなと思っている。

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