2/28/2012

Lake Somerville State Park - ①

2011/11/12-13

ビッグベンド国立公園での3泊4日のバックパッキングに備えて、Lake Somerville State Parkのトレイルを1泊2日で歩くことにした。

Lake Somervilleはテキサス州の州都であるオースティンから1時間半ほど東に行ったヒューストンとの中間地点にある比較的大きな人工湖である。

歩くトレイルは、Lake SomervilleのBirch Creek UnitからNails Creek Unitまでの16マイル。途中、Flag Pond Loop Trailを1周したため距離が若干長くなっている。

バックパッキングは2010年夏にグランドキャニオン国立公園でサウスリムとコロラド川の往復したのが最後で、1年以上経過している。今回の目的はあくまでビッグベンド国立公園のOuter Mountain Loopの準備。体力の確認はもちろんのこと、メインはパッキングリストの確認だった。


2011/11/12

8AMにNails Creek Unitに友達と合流する予定で6AMに家を出る。途中マックで朝食を取り、車の中でコーヒーを飲みながらいただく。トレイル上のキャンプサイトは予約ができないとのことだったので、ビジターセンターに到着次第キャンプの手続きを取る。トレイル上にはいくつかキャンプグランドがあったが特に指定はする必要はなかった。

友達が現れたのは1時間遅れの9時。ブチ切れる。お互い遠い所からだから10分やそこらの遅刻は分かるにしても1時間は無いだろう。今回のトレイルはループではなく、Point to Pointなので車一台をゴール地点となるNails Creek Unitに置いておき、もう一台でBirch Creek Unitへ向かうことにした。Nails CreekからBirch Creekまでは湖をぐるっとまわるので40分ほどかかる。結局歩き始めたのは10AM。

イライラしてもよくないし、せっかくのハイキングなので嫌なことは忘れることに。必要な荷物を取り出し、少しストレッチをしていざ出発。

最初にバックパックを背負った時は、「うぉっ!」と思ったけど、調整したら重さはあまり感じられなくなった。水源の確保は不明だったため、2日分の水5Lを持っていくことに。

オースティンから西側といえば、去年山火事の被害にあってしまったBastrop State Park(バストロップ州立公園)によく行っただけで他の公園を歩いたことがほとんどない。正直、テキサス東部は興味がないため足を運んだことがほとんどないのである。

オースティンとは雰囲気も違うし、湿度も若干高めである。公園の名前の通り大きな湖があり、その周りにトレイルがあるのだが干ばつがひどかったため湖の水位はかなり下がっていたらしく水らしきものはトレイルからは見えなかった。

最初は木が多かったのにも関わらず、途中からは草原のようになり日陰はなくなった。多少暑かったがそれほど疲れることもなくいい感じのペースで歩いた。

50分歩いては10分の休憩を取るようにして、今日の目的地であるFlag Pondキャンプサイトに向かう。所々には屋根付きのベンチがあり休憩にはちょうどよかった。

今回の旅行ではかなりの数のアルマジロを目撃した。今までアルマジロといえば道路で車にひかれて死んでいるものがほとんどで、生きているアルマジロは1回しか見たことがなかった。しかし、今回はトレイル脇の草陰に頻繁に目にすることができた。

トレイルは湖に水が張っていればキレイなのかもしれないが、この時はどこを見ても茶色で景色がいいとは言えなかった。ビッグベンドのOMLはかなりの標高差があるのにもかかわらず、このトレイルはほぼ真っ平ら。

12PM、中間地点のWolf Pondまで来た。ここにはちょっとしたピクニックエリアとトイレ、そしてキャンプグランドがある。また、馬用の井戸もある。

馬用とだけあって普通には飲むことができない。一応レバーを上下に動かすと水は出てきた。この井戸については事前に公園に問い合わせたのだが、フィルターを通したり塩素で消毒して処理すれば飲むことは可能とのことだった。もう一つ、この日泊まるFlag Pondキャンプグランドの近くにも井戸があるはずなのでここで水は補給しなかった。

ここらへんから若干疲れてくる。休憩の頻度も50分ごとから45分ごとに間隔が短くなる。何もない草原地帯をテクテクと歩く。雲が出ていてキレイだった。

平らなトレイルでこれだけの疲れが出るとなると、やはり荷物をもう少し削るべきなのか、それとも私の体力の限界なのか。どちらにしろ、パッキングリストは再度見直しが必要だと感じた。

地図を確認しながらキャンプサイトを探す。しかし、州立公園の地図は必ずしも正確ではなく、キャンプサイトを探すのに一苦労した。遠くには井戸らしきものが見えたので、一度キャンプサイトを確保した後で、井戸まで戻ってきて水を補給することに。

3:30PM、目的地のFlag Pondキャンプグランドに到着。Flag Pondキャンプグランドはグループサイトとも言えるような感じで、だだっ広い敷地の各場所に木のベンチが設置されているだけだった。ここだけで、5グループくらいは泊まれそうな広さだ。

荷物を椅子の上に広げ、テントを設営する。中にスリーピングパッドとスリーピングバッグ、その他必要なものをテントの中に入れてから、食べ物は木の上に置き、井戸まで行ってみることに。

しかし!

この井戸が実は壊れていた。地図にあるから大丈夫かと思ったら、レバーが壊れていて水が出てこない。こういうことも考慮して水は多めに持ってきているので大丈夫なのだが、ある意味井戸で水をくんで処理するのもやってみたかったので若干残念な気分になった。

仕方がないので、そのまま手ぶらでキャンプサイトに戻る。この日の晩御飯は、Dehydratorで作ったChili&Mac。

Chiliは脂身の少ない牛ひき肉とトマト缶、チリパウダー、玉ねぎ、豆などを入れて煮込み、それをDehydratorで乾燥させたものと、市販のマカロニである。

水はもちろんストーブの燃料もとても貴重であるため、最初にカップに水とChili&Macを入れて10分ほどふやかして置く。こうすることで調理時間が短くなり、燃料をセーブできる。

また、カップが焦げ付くと洗うのが大変なので、頻繁に混ぜて焦げ付かないようにする。一旦沸騰したら火を消して10分間蓋をし待つ。

いかに節約できるかというのもバックパッキングでは大きな課題だ。例えば、寒い日に水を沸騰させる場合は、水のプラスチックボトルを寝袋に一緒に入れておく。水は暖かくなっているので沸騰までの時間が短くなる。ちょっとした工夫で節約が可能である。

10分待つと、熱々のチリ&マックの出来上がり。すべてオーガニックであるため保存料や調味料は入っておらず、塩分も控えめで健康的。味も自分好みなので大満足。

ただ、普段はこの量で済むのかもしれないが、バックパッキングはかなりのカロリーを消化するためか若干足りない気がした。栄養補給はかなり大事なので、もう少し量は多くてもいいのかもしれない。

暗くなって何もすることがなくなったので、テントに入って本を読むことにした。翌週に行くビッグベンド国立公園で実際にあったレスキュー話が載っている、「Death in Big Bend」という本である。2時間ほど読書したところで眠気が襲ってきたので眠ることにした。

暑くも寒くもなく、風もない静かな夜だった。

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