3/18/2012

Bluebonnet 2012

去年からの干ばつは未だ引きずりつつも、冬の間に適量の降雨量があったため今年のワイルドフラワーは期待できそうだ。

いつもだったら車で少し離れたところに行くのだけど、今年は腰痛がかなり悪化しており10分の運転でも苦痛なため、家から5分のところにある公園へ出かけた。

10マイル近いトレイルがあり、それほど人がいるわけでもなく、ちょっとした穴場の公園である。

元気な時は(今も元気だけど)、10マイルなんてへっちゃらだったのに、今は1マイルでも大変な状態。ヨタヨタと不自然な姿勢でトレイルを歩く。

あまり期待していなかったのだけど、ブルーボネットが咲いていた!ブルーボネットはテキサスの州花である。昔は摘むことは禁止されていたが、今はそうでもないらしい。

去年のワイルドフラワーは最悪であったため、今年に期待である。でも腰が・・・。

会社からの帰り道、キレイな雲が出ていたので寄り道。

この日は分厚い雲が出ていた。風も強く花が揺れている。

よくわからぬまま、HDR(High Dynamic Range)に挑戦。HDRはやりすぎなければいいのかもしれない。でもパラメータをどう合わせればいいのかが謎である。

今年は、写真の腕を上げるのが目標の一つ。方法にこだわらず、いろいろなことを試してみたい。

まずは、ローパスフィルターのゴミ取りをしなくては・・・。

3/10/2012

ビール造り ①

アメリカでは自家製ビールを造る人が多い。

アメリカで全国展開しているビールもあるが、地ビールも結構多い。テキサス州ではShiner(シャイナー)が有名である。日本だと、アサヒやサッポロ、キリンなどがメジャーなブランドだけど、アメリカは各州に数多くのビール会社がある。

個人でも実際に自分の家でビールを作っている人がかなりいる。自家製ビールの良い面は、コストが安いことと、自分の好きなようにフレーバーを調整できる点にある。最近はビールも値上がりしていて、6パックでも$8以上となっている。1回でおよそ50本のビールができるが、材料だけであれば30ドルちょっとなので、かなりお手頃価格となる。

2週間前、同僚がビール造りをやるというのでひと通りの流れを見せてもらった。この時はあくまで見学人。本当に自分でやってみたいかどうか判断するために参加した。

そして今回、会社のビールグループの人たちとともに、一緒に作ってみることに。

ビール造りに必要なのは、大きなポットと、発酵させるためのバケツ、温度計、あとは殺菌用の液体さえあれば何とかなってしまう。しかし、より効率的に、短時間で作ろうとなると、様々な道具が必要となる。

みんなでビール造り
ビール造りの材料や道具はすべてAustin Homebrew Supplyという場所で購入した。

今後も定期的にビール造りをすると決めたので、同じ部署の同僚と共同購入することに。友達はキットを事前に購入しているので、足りないカーボイと大きな鍋、あとは材料をすべて購入した。レシピはビールグループからもらっていたので、それを店員に見せると、すぐに揃えてくれた。

麦芽、麦芽エキス、ホップ、砂糖、イースト、あとはフレーバとしてオレンジピールを追加した。

ビール造りのプロセスは、レシピによって若干違うものの、基本的に何が必要なのかさえわかればすべて理解できるらしい。今回は6グループ参加していて、みんな異なったレシピを使っていたので、それぞれ違ったことをしていたけれども、最終的にはビールになった。

ビールを飲みながらビール造り
前回は、友達の家のキッチンストーブを使ったけれど、5ガロンの水を沸かすのに2時間以上かかってしまった。今回は、メンバーの一人にアウトドアストーブを借りた。2.5ガロンの水だったのもあったけど、火力がかなり強いためほんの20分ほどで沸騰した。

沸騰したら洗濯ネットのような袋に麦芽を入れて煮る。温度は160~170Fに保ち、1時間じっくり煮る。その後、麦芽の入った袋を取り出し水で洗い流す。そして粉末状の麦芽エキスを入れてよく混ぜる。このあと、再度点火して沸騰させる。

沸騰させたら、1ozのホップを投入。60分間沸騰させるのだけど、沸騰時に1ozのホップを投入、30分経過後に0.5ozのホップ、45分後に0.25ozのホップ、そして55分後に残りの0.25ozのホップを投入する。今回フレーバーとして追加するオレンジピールは45分後にホップと一緒に投入。

麦芽と麦芽エキス投入後
その後、75Fまで温度を下げる。ここからは細菌に最新の注意を払うべく、鍋に入れるものはすべて事前に消毒しなければならない。細菌が繁殖するとビールの味が落ちてしまうのだとか。

沸点は212Fなのでこれも放置するとなるとかなりの時間がかかるため、銅のコイルをビールの中に入れ、コイルをホースにつなぎ水を流すことで、コイル内を流れる水が熱を吸収し外に排出する仕組みである。そのため比較的短時間で熱を取ることができる。この間はひたすら2時間ほどかかったのに、今回はほんの15分程度で冷めてしまった。コイルから出てくる水は結構熱く、かなり効果があるのだと実感。

カーボイに移した後
75Fに冷めたところで、カーボイに移す。そしてイーストを投入。酸素を追加するためにカーボイを思いっきり振る。5ガロン(20kg弱)の重さがあるため、振るのも一苦労だった。

空気がいっぱい入ったら栓を閉めて2週間ほど発酵させる。その後別の容器に移して、砂糖を追加したあと瓶詰めする。

これでおよそ50本のビールができる。同僚と半分ずつ分ける予定なので、恐らく20~25本くらいだろうか。

この間もそうだったけど、自家製ビールをシェアしてそのビールを飲み比べながらビール造りをする。外では土砂降りの雨のなかBBQ。炭の火力が強すぎてソーセージが真っ黒になってしまいながらも、みんなそんなことは気にもせずにパンに挟んでパクリ・・・。

温度自動調整システム
あとは、噂で聞いていた自動温度調整システムも見せてもらった。これはうちの会社の製品を使っていて、Real-time OSでアナログ入出力、デジタル入出力、リレーデバイスを動かし、精密に温度調整できるらしい。さらに自分で溶接なども行なったらしく、すごい人がいるものだと感心。

「好きこそものの上手なれ」ではないけど、好きなことに熱中するのっていいことだと改めて思った一日だった。

それにしても、2週間後の瓶詰めが楽しみである。カーボイは私の後部座席にシートベルトを巻きつけて家まで運び、今は1階の小さな物置で眠っている。

5ガロン(20kg)近いカーボイを車に運んだ時と、車から家の物置に移動するときは、腰が砕けるのではないかと思ったくらい重たかったけど何とかなった。

美味しい自家製ビールを飲みながら、いろいろな人とおしゃべりができた、楽しい1日だった。

ソーセージが真っ黒焦げに・・・

3/08/2012

Big Bend NP: Ernst Tinajaトレイル

ビッグベンド国立公園の東側に、東北に30マイル伸びている未舗装路がある。Old Ore Rd(オールド・オア・ロード)と呼ばれる道路で、4WDが必要な道路だ。

Old Ore Rdからの景色
公園中央にあるPanther Junction Visitor Center(パンサージャンクション・ビジターセンター)からは、Rio Grande Village(リオ・グランデ・ビレッジ)方面に車を進める。ホットスプリングとの分岐点を超えてすぐ、左側にオールド・オア・ロードへの分岐点がある。

友達の車は4WDなので問題はなかったが、今回は乾燥していたこともあり恐らく2WDでもハイクリアランスであれば問題なさそうな気もした。しかし、この道路の入口には、"4WD Required"(4WD必須)と書いてあるのであるに越したことはない。雨が降った後などは確実に4WDが必要となる。

ビジターセンターに寄って、レンジャーにこの道路の状態を確認した時のこと。「あの道をプリウスで行った人がいるのよ。途中でスタックしてね・・・。プリウスよ?」と目をまん丸にして話してくれた。確かに、あの道路をプリウスで走るのは200%無謀である。何しろ凸凹がひどく、急な登りや下りがあり、この道を走っているときにレンジャーの話を聞いて思わず苦笑いしてしまった。

Ernst Tinaja
今回目指すは、Old Ore Rdの南側の分岐点から5マイル地点にあるErnst Tinajaである。Tinaja(ティナハ)とはスペイン語で「ジャー」や「かめ」を意味する。Ernstは昔このあたりで店を開いていたMax Ernstという人の苗字から来ている。何が見えるかというと深い水たまりである。ビッグベンド国立公園で最大のティナハが、このErnst Tinajaである。

舗装路の分岐点からそれほどの距離は無いにしても、何しろ悪路。時間がかかる。しかし、ユッカやサボテンが豊富に生え、遠くにはチソスマウンテンが見えるなど、景色はなかなかである。

Old Ore Rd沿いにあるお墓
途中、右側にお墓がある。白い十字架の上に、色とりどりのおはじきのようなものが並べてあり、大きな石が積まれている。Juan De Leonというメキシコ人のお墓で、昔むかし馬に乗っていたときに銃殺されたようだ。詳細は不明のままで、お墓だけがひっそりと残っている。

さらに進むと、右側にErnst Tinaja Campsiteのサインが出ているので、ここを右折する。ほんの1分ほどで左側にキャンプサイトが見え、その目先にErnst Tinajaのトレイルヘッドおよび駐車場がある。

トレイルはティナハまでは0.5マイル、往復1マイルの短いものとなっている。さらに標高差もないので誰でも気軽に歩けるトレイルのひとつだ。

最初のドライウォッシュ
最初はドライウォッシュを歩く。キレイに削られた灰色の岩壁はユタ州を思い出させる。ウォッシュを抜けると、次はアーチーズ国立公園のデリケートアーチトレイルのような岩の上を歩く。この区間は化石がゴロゴロしており、数歩歩けば化石が見つかるほどである。大きなものから小さなものまで、貝類から教科書に載っているアンモナイトのようなものまで様々だ。化石好きにはたまらない場所だと思う。

だんだんと両壁が狭くなり、岩壁はピンク色の砂岩に変化する。なんとなくThe Waveを思い出した。足を地に下ろすたびにバリバリッと音がして崩れていく。

パリパリと崩れる砂岩
ビッグベンド国立公園は砂漠地帯に位置し、雨はほとんど降らないものの、このようなウォーターホールが所々に存在する。このErnst Tinajaはこのあたりでは最大の大きさで深さもあり、常に水が溜まっている状態となっている。そのため、この付近に住む動物にとっては貴重な水源となっている。しかし、その形状からティナハに落ちる動物も多いらしく、溺死した状態で見つかることもしばしばあるらしい。

ティナハは少し階段状になっており、ティナハを超えてさらに奥に行くと、ピンク色の砂岩から灰色の大きな岩壁に変化する。キャニオンの幅も細くなり、背丈ほどの大きな岩がキャニオンを塞いでいる。

ティナハの横で休憩
もしくはティナハの横でゆっくり休憩するのもいいかもしれない。かなり急な岸壁になっているため気をつける必要はあるが、滑りやすいわけでもないので足場の確保さえできれば滑ってティナハに落ちることもない。

化石もゴロゴロしているので、化石探しもできる。キャニオンになっているため日陰も多く、セダン以外の車であれば容易にアクセスできる場所なのでオススメだ。

ティナハ。深い。
私のようにセダンしか持っていない場合は、Chisos Mountains Lodgeから出ているツアーに申し込むことができる。$225とお高めな値段だが交通手段がない場合はいいかもしれない。

私が行った時は家族連れがいて、その中に流体力学の博士と中学校の科学の先生がいた。二人とも化石にかなり詳しく、ティナハからトレイルヘッドまで一緒に化石を見つけては色々と教えてもらった。また、この辺りの地質学についても私に分かるように説明してくれた。貴重な出会いである。

私が見つけた巨大な化石
ハイクリアランスの車さえ用意できれば、アクセスもそれほど難しくはなく、ビッグベンド国立公園のダイナミックさを味わうことができる。

トレイルも往復1マイルと短いため、もし時間が余っている場合は残りのオールド・オア・ロードを走ってみるのもいいかもしれない。ただし、たかが30マイルと言っても速度はほとんど出せないので、最低3時間を見積もったほうがいい。

また、夏の間は気温が高く、日陰でも45℃を上回るなどとても過酷な環境となっている。また真夏は観光客がほとんどいないため、こういったオフロードを走る場合は、十分過ぎるくらいの水と食料を持参したいものである。

実際、真夏のOld Ore Rdで車が故障し、熱射病で亡くなった人もいる。

3/05/2012

トレイル情報

Big Bend National Park


Guadalupe Mountains National Park

  • Guadalupe Peak Trail
  • Smith Spring Trail
  • Bear Canyon Trail
  • The Bowl Trail
  • Juniper Trail
  • Tejas Trail
  • McKittrick Canyon Trail(The Grottoまで)
  • Devils Hall Trail

Grand Canyon National Park



Arches National Park

  • Devils Garden Trail
  • Delicate Arch Trail
  • Fiery Furnace


Bryce Canyon National Park

  • Navajo Loop Trail

3/04/2012

Davis Mountains Preserve(デイビス・マウンテン保護区) ②

Pipe Gate(パイプゲート)からBaldy Peak(ボールディ・ピーク)までは片道3.5マイルとそれほどの距離はない。



しかし、私は標高2000メートル以上だとどうしても軽い高山病になるらしく、最初から足が重く頭痛もしている。

ビッグベンド国立公園はハイキングの前に1泊するのと、標高差はここほどないためか、こういった疲れは感じたことはないが、グアダルーペマウンテン国立公園に行くと必ずこのような症状が出る。

パイプゲートをくぐり、ピークに向けてジープロードを歩く。4WD必須の道となっているだけあってかなり急な斜面、さらに所々急カーブがあり、許可証をもらえたとしても私は運転したいとは思えなかった。

あまり無理せずにゆっくりと登っていく。気温は比較的暖かく、薄い長袖シャツとTシャツで十分だった。ボールディー・ピークへ向かうには2通りの方法がある。

1つはこのジープロードを頂上まで登る方法と、もう1つはLimpia Chute(リンピア・シュート)トレイルを利用する方法だ。リンピア・シュートトレイルはボランティアが作ったトレイルで、テキサスでは珍しいアルパインなどの広葉樹が見られる中を通過する。距離的には若干長くなりながらも、日陰もあり傾斜も緩やかで歩きやすいトレイルとなっている。

ボランティアの人が薦めてくれたように、登りはジープロード、下りはリンピア・シュートトレイル経由で戻ることにした。

途中、Horn Toad(ホーン・トード)と呼ばれるトカゲに遭遇。前を歩いていたハイカーがトレイルから外れて何かを捕まえているようだったので聞いてみたら、このホーン・トードがトレイルを横切ったのだとか。

Toadは日本語に訳すと「ヒキガエル」なのだが、これはカエルの類ではなくトカゲの類である。ただし、小さなツノは生えていたので、Hornの部分は当たっている。このHorn Toadにはトレイル上で2回ほど目撃した。

途中、他のハイカーに遭遇しては話を聞く。ハイカーのほとんどが西部テキサス近辺に住んでいるらしく、私達のようにオースティンから来た人はいなかった。オースティンからは車で片道8時間以上かかる距離だし、よっぽどの物好きでなければこないのだと思う。また面白いと思ったのは研究者が多いことだった。ビッグベンド国立公園で水源を調査している人、天文学の研究者などが集まっていた。

足取りは重く、本気でトレイルヘッドに引き返そうかと思うくらい体調が良くなかった。3マイルのトレイルでこんな状態になるのもまた珍しい。たかが3マイル、されど3マイル。この3マイルはかなり長く感じた。

上の方まで登ってくると、景色も良くなり遠くにはボールディー・ピークが見えてくる。背の高い松の木も豊富に生えており、ジープロード沿いにはピンクや黄色、白い花が咲いている。

途中で、おじいちゃんハイカー2人組と出会い、その内の一人は体力の限界でトレイルヘッドに戻るため、もう一人と3人でピークを目指す。

デイビス・マウンテンの麓に住んでいるというこのおじいちゃんは、ピークに登るのが今回2回目なのだとか。

所々で休憩をする。典型的な西部テキサスの景色が広がる。西部テキサスは、何もない砂漠と思われがちだが、春はワイルドフラワーが咲き乱れ、秋は紅葉が見られる場所もあり、多くの人が思っているようなただの茶色い土地ではないのである。

また、山があるとはいえ、視界はかなりよく、遮るものがほとんどないため地平線に沈む太陽や、オレンジ色に染まる空がキレイに映る。

ボールディー・ピークが見え出すと、頂上まではあとわずかだ。ボールディー・ピークは、この部分だけ岩が突起したような感じになっており、アンテナが立っているのですぐに分かる。この最後の部分を上るには、裏側に周り手足を両方使って登っていく。

ロッククライミングとは言わないが、二本足で登るには無理がある。ビッグベンド国立公園のエモリーピークトレイルの最後の部分を登れたら、このくらいは簡単である。

トレイルヘッドを出てから3時間、無事にピークに到着した。1マイル1時間のペースとなってしまった。頂上は比較的広いのにも関わらず、この日の訪問者が集まっているため結構混み合っており、なんとか座る場所を確保。

頂上からの眺めは、若干ビッグベンドのものと似ている気がした。どこかのブログで読んだのだが、砂漠の景色は"Acquired taste"(だんだんと慣れ親しむという意味)なのだとどこかで読んだ。

確かに私もそう思う。1回やそこらでは砂漠の美しさは実感できないかもしれないが、何回か見るとその美しさがわかってくる。ただ、やっぱり砂漠は自分には向いていないという人もいるかもしれない。

時折涼しい風が吹くも、日差しはかなり強く暑いくらいだった。足を伸ばして休憩。南向きに座り、麓の山々を堪能する。

確かに、頂上から見ると、起伏が激しいのはこのあたりだけで、少し遠くに目をやると茶色い真っ平らな土地が果てしなく広がっている。

"Sky Island"(空の島)と呼ばれている意味が、この景色を見た時に分かった気がした。周りが砂漠なのに対し、このあたりだけ緑も豊富であるため、珍しい生態系が存在する場所なのだそうだ。

時間も時間なのでここでランチにする。頂上でのランチというのは、なんでも美味しく感じる。今回はエナジーバーとピーナッツ、チョコレートなどある意味ジャンクフード的なものだったのだが、あっという間に食べきってしまった。

お腹もいっぱいになり、体力も回復しつつあるところで、アンテナのほうまで歩いてみる。

途中、頂上の標高を示すマーカを発見。グアダルーペマウンテンのHunter Peak(ハンターピーク)でも同じ物を見たことがある。

あまり足場の確保ができなかったため、適当に場所を探して写真撮影。

南方面。

東方面。

南東。

北方面。








真っ青な空と茶色い大地、遠くにうっすらと見える山や丘の起伏がキレイだ。

頂上で1時間半ほど時間を費やしてしまったので、そろそろトレイルヘッドに向かうことに。帰りはリンピア・シュートトレイル経由で降りる。

ジープロードとは違い砂埃もなく、日陰も多く、傾斜も緩く、とても歩きやすいトレイルだった。このトレイルではこの地域では珍しいアスペンも見られた。

リンピア・シュートトレイルを楽しみながら降りる。そして途中からはまたジープロードとなる。

このジープロード、小さい砂利が多く、ちょっとでも油断すると足を取られ滑ってしまう。

友達は、「ゆっくり降りているから滑る。走ればいい。」と無謀なことを言って、小走りでトレイルを降りていった。

私はコケたくなかったので、自分のペースで降りることに。

4時半PM、無事にトレイルヘッドに到着。時間をオーバーしてしまったが、他にも車が数台残っていたので大丈夫そうだ。

ただ、ボランティアの人を待たせるのもよくないので、急いでビジターセンターに向かう。

チェックアウトを済ませ、建物内の展示物を見ていると一人の男性が話しかけてきた。

どうやら、明日からトレイルのメンテナンスのためボランティアで来ているようだ。オースティンにグループがあるので興味があったらどうぞと誘ってくれた。ボタンティアは1週間の滞在で、新しいトレイルの構築はもちろん、既存のトレイルのメンテナンスも行なっているようだった。

帰り道、ちょっとだけシーニックループをドライブしてみることに。

太陽が傾きかけ、太陽がオレンジ色になるときが私の一番好きな時間だ。

あたりは金色に染まる。

路肩に車を止めて写真撮影。何も無くても美しさは存在すると思う。長距離ドライブで疲れていても、この景色を見るとやっぱり来てよかったと実感した。

夕日を見ながら、フォート・ストックトンに向けて車を走らせた。

3/03/2012

Davis Mountains Preserve(デイビス・マウンテン保護区) ①

テキサス州西部の何もない砂漠地帯にDavis Mountains(デイビス・マウンテン)がある。

I-10W
テキサス州西部を走ったことのある人は気づいたことがあるかと思うが、道路沿いには必ずと言っていいほどフェンスが張り巡らされている。道路からみたらただの荒野で人が住んでいる感じは全くないのだが、すべて私有地となっており州および国が管理している土地は州立公園、国立公園、そしてこのデイビス・マウンテン保護区のみとなっている。

このデイビス・マウンテン保護区は自然保護の理由で普段は一般公開されていない。ただし年に5、6回ほど誰でもアクセスできる日が設定されている。2012年の予定はここに記載されている。

今回も、2011年10月15日の土曜日、1日のみ一般公開するということで、1泊2日で西部テキサスまで出かけることにした。金曜日の夜、仕事の後すぐに出発し、Fort Stockton(フォート・ストックトン)で1泊した。普段見れない場所となると、余計に行ってみたくなるのである。いくつかトレイルがある中、テキサスで5番目に高い8378フィート(2554m)のBaldy Peak(ボールディー・ピーク)を目指すことにする。

バルモレイ州立公園
州都オースティンからはHwy-290、I-10経由で行くのが一番早い。草原地帯から砂漠地帯へと入り、Fort Stockton(フォート・ストックトン)を通過すると次第に岩山が見え始める。Exit 209のBalmorhea(バルモレイ)でフリーウェイを降り、TX-17を南下すると、すぐにナチュラルスプリングで有名なBalmorhea State Park(バルモレイ州立公園)がある。このTX-17はシーニックドライブとなっており、グランドサークルを思い出されるような奇岩が所々にある。

バルモレイ州立公園から1時間弱南に進むとFort Davis(フォート・デイビス)という町がある。町の手前でT字になっており、TX-17とTX-118に分岐する。右折してTX-118を西に進むとデイビス・マウンテンとなる。

シーニックドライブ
TX-118沿いには、Davis Mountains State Park(デイビス・マウンテン州立公園)、McDonald Observatory(マクドナルド展望台)、そしてDavis Mountains Preserve(デイビス・マウンテン保護区)がある。また、デイビス・マウンテンを囲うようにTX-118とTX-116が繋がっている。このループはシーニックドライブとして指定されており、なかなか走りがいのある道となっている。

デイビス・マウンテン保護区は、マクドナルド展望台から10マイルだ。保護区の0.25マイル手前には、左側にLawrence E. Wood Picnic Area(ローレンス・E・ウッド・ピクニックエリア)がある。このピクニックエリアを通過し、右に曲がるカーブの左側に未舗装路があり、そこを左折するとMcIvor Visitor Center(マックアイバー・ビジターセンター)がある。

保護区の地図
保護区が一般公開されている日でも、ひざ丈くらいの小さな看板が道路沿いに出されているくらいで目印は一切ない。

ビジターセンターはTX-118から少し奥まったところにあるため道路からは全く見えず、気軽に立ち寄ってみようと思っても事前に場所を把握していなければたどり着けないと思う。そもそも、このデイビス・マウンテン保護区という存在すら知っている人がそんなにいるとも思えない。

実際、私もこの地域に足を伸ばすのは3回目だが、過去2回はこのような場所があることさえも知らなかった。友達がデイビス・マウンテン州立公園を調べていた際に偶然検索結果に出てきて知り、それじゃ行ってみようということになったのだ。

ビジターセンターの看板
8:30AM、マック・アイバー・ビジターセンターに到着。このビジターセンターはボランティアの宿泊施設にも利用されているようで、中はかなり広くキレイだった。ボランティアが2人ほどいて、トレイルのチェックインを行なっている。建物は朝は逆光であったため午後戻ってきたら撮ろうと思っていたらすっかり忘れてしまった。

この日は8AM~4:30PMまでで、4:30までには戻って来てチェックアウトするように言われたので、すぐにトレイルヘッドに向かうことにする。トレイルヘッドはPipe Gate(パイプ・ゲート)と呼ばれるところからとなっているようで、そこまでは車で向かう。ただし、かなり荒れているためセダンでは無理。ハイクリアランスは必須だ。

他のブログを読むと、4WDであれば許可証をもらいもっと先まで車でアクセスできると書いてあったが、どうやらこのオプションは今は無いらしい。

友達の4Runner
今回は友達の4Runnerで来ているので簡単にパイプ・ゲートまで来ることができた。もうすでにたくさんの車(トラックとSUVのみ)が止まっており、私達はちょっとした空き地に駐車することに。

このあたりは標高も高いのか、高い松の木が豊富に生えていた。水をCamelbakに移して、靴もハイキングブーツに履き替え、ストレッチをする。

距離は往復7マイル(11.2km)、標高差は2000フィート(610m)。トレイルは一部を除いてジープロードとなっており、傾斜は全く考えられていないため急な坂道となっている。

パイプ・ゲート
そしていよいよ、デイビス・マウンテンの一部であるMt. Livermore(マウント・リバモア)の頂上であるボールディー・ピークに抜けて出発だ。

続く・・・

Lake Somerville State Park - ②

前日の疲れが残っているものの、比較的よく寝れた。この日は湖の反対側にあるNails Creekまで歩く予定だ。

7時半頃起床、朝ごはんの支度をする。テントをたたんで身支度を開始。9時ちょっと前にキャンプサイトを後にする。