7/14/2012

西部テキサスドライブ旅行 2012.7.6 - Guadalupe Mountains NP

ElmarにGuadalupe Peakの話をしたら、是非歩いてみたいということだったので、グアダルーペではGuadalupe Peak(グアダルーペ・ピーク)トレイルを歩くことにした。

頂上にある、アメリカン航空が置いた三角のモニュメントをどうしても見たいらしい。

私は過去に2回登っているので、今回が3回目。デイビス・マウンテン州立公園からは3時間弱の距離だけど、グアダルーペはMSTなので1時間の時差がある。キャンプサイトは予約は不可で早い者勝ちなので、9時AMまでには公園に到着できるようにする。

6時AM。まだ薄暗いうちにノソノソとテントから出て身支度。コーヒーは途中で買うことにして、テントをたたんで、マフィンを頬張り、7時AMいざ出発。

せっかくなので、シーニックドライブのTX-118を走り、マクドナルド展望台を通過、Kentに出てからI-10に乗り、Van Hornで降りてTX-54を北上する。

朝方のTX-54


天気はいまいち。スマホで天気を確認したところ、どうも雨の確率が高い。通常、サンダーストームは午後なので、できるだけ午前中に距離を稼げば何とかなるかもしれない。

8:50AM、グアダルーペに到着。レンジャーステーションに寄り、この日の天気を聞くと、なんと1時PMまでは雨の確率70%!それ以降でも40%・・・。

「頂上に登るのなら今すぐ出たほうがいい。雷が聞こえたらすぐに下山するように。」と、レンジャー。

4人の入園料(トレイルを利用する場合のみ支払う)は私のNational Park Annual Passでカバーできた。キャンプサイトの料金$8もここで払い、Pine Springs(パイン・スプリングス)キャンプグランドへ急ぐ。

思っていたよりも混んでいる。それに、Elmarのテントはでかいので、1つのキャンプサイトにテントを2つ張ることはできない。仕方がないので、それぞれサイトを抑えることにした。速攻でテントを設営してハイキングの準備。

10時AM、いざ出発!

トレイルヘッド。まだ青空が見えた。

雨が降ることを考慮して、レインジャケットを詰め込む。いつも軽い高山病のような症状が出るけど、今回は頭痛もなく快適。

スイッチバックをどんどん登っていく。すると、遠くの方に雨雲が発生している。かなり降っているみたいだ。

遠くには土砂降りの大雨

スイッチバックを1つ歩き終えると、雨の幅が広くなって、周りの雨雲とくっついてさらに大きな雨雲となっている。それに、若干こっちに向かってきているような気もする。時々、ゴロゴロと雷の音がする。

スイッチバックが終わると、今度は山の裏側に周る。ここからはちょっとした森林のようになり、視界は遮られ雲の様子を見ることができなくなってしまった。

トレイルは家族連れがいて、結構賑わっている。

雲が押し寄せてくる

松の木の甘いいい匂いがする。道路から見るグアダルーペは、El Capitan(エル・キャピタン)がどっしり構えて、岩の塊というイメージがあるけど、山の裏側にまわると緑が豊富だ。表と裏では表情が全く違う。

恐らく、あと少しでGuadalupe Peak Campgroundのサインが出てくるはず。右上には頂上付近に設置されている馬用のCorralが見える。この辺から私の腰痛が悪化。

頂上までは恐らく行けないと感じたので、私は下山して3人には頂上を目指してもらおうと考えた。8月のユタ州への旅行に影響したら大変である。その時、一気に雲が入ってきた。

一気に雲が入ってきた

周りは一気に真っ白になり、ポツッ・・・ポツッと雨が降り始める。

一番頂上に行きたかったElmarがどう出るかだったけど、彼はあっさり諦めて下山しようと言い出した。時折ピカピカッと光り、それに続いてものすごい雷の音。私としてはタイミング的にもちょうど良かった。

下山しようと決めたその時、これでもかというほどの水が上から降ってきた。バケツの水をひっくり返した雨とはまさにこのこと。急いでレインジャケットを取り出し、バックパックにカバーを被せる。このカバーを使うのは実は今回が初めて。

ものすごい大雨である。頭にあたる雨が痛い。時折ピカッと光り、ドドドドーーーーン!とものすごい音がする。「雷に当たりませんよ~に~~・・・」とブツブツ。

トレイルは川状態となり、所々に大きな水たまりができている。土砂崩れしている場所もあった。

気温も一気に下がったのか、汗で濡れたシャツが冷えて身体が寒い。レインジャケットは持ってたけど、レインパンツは持っていなかった。ズボンもびしょ濡れ。一応防水だったけど、防水の「ぼ」の時も感じさせないくらいびしょ濡れ状態。

低体温症になるのではないかと、本気で心配になってきた。ハイキングブーツには水が入り、水たまりを避ける必要もなくなったので、バシャバシャとどんどん降りていく。視界も悪く、カメラも閉まってしまったので写真はない。

ハイキング中にここまで雨に降られたのは今回が初めてだった。

腰の痛みも忘れ、どんどん下る。下りは得意ではないけど、今回の下りのペースはベスト記録になるくらい早かったと思う。

途中、半ズボンだけ履いた裸の男性と、同じくタンクトップ+ショートパンツの女性に出会った。トレイルランナーのような感じだったけど、何も持っていなくて寒そうだった。

カラフルなTexas Madrone

色変わりしたTexas Madroneの木に到着したところで、ようやく雨が小雨になりだした。カメラを取り出して1枚。しかし、また雨の強さが増す。

そして雨の中、やっとトレイルヘッドに到着。2時半PM。登りは3時間、下りは1時間半と猛ダッシュだった。

同僚のKさんが撮ってくれた。びしょ濡れ。

すべてがびしょ濡れ。手はかじかむし、寒いし、大変だったけど、個人的にはなぜか大満足。雷に打たれずに無事生還!(大げさ・・・)こういうのも悪くない。この時、近いうちにレインパンツを買うと決心した。もうこんなに寒いのはゴメンだ。

真夏のテキサスで、「低体温症でレスキュー」にならなくて本当に良かった。距離が長かったらちょっと危なかったかもしれない。

ボタボタと歩きながらキャンプサイトへ戻る。すべてが重い。乾いた服に着替えたときは、ホッと一安心。しかし、雨は振り続ける。仕方がないので、車の中でスナックを食べて時間を過ごしている間に寝てしまった。

乾いたと思ったら、また雨に降られびしょ濡れに・・・

ふと目を覚ますとすでに5時。雨はほとんど止んでいたので、レンジャーステーションに遊びに行く事に。

グアダルーペの生態系などをじっくり勉強。しかし、あんまりないので30分ほどで完了。グアダルーペの西にあるSalt Flatが気になったのでレンジャーに聞いてみると、夕方はオススメだというので夕陽はそこで見ることにした。

その前にご飯。この日もパスタ。楽チンで美味しい。大量に作ってしまった。でも歩いてカロリーいっぱい消費したからOK!

大盛りタラコスパゲティ

雨はこの時点で止んでいて、Hunter Peak(ハンターピーク)がよく見えた。

キャンプサイトとハンターピーク

日の入りは1時間早く8時PM。7時にキャンプサイトを出発し、Salt Flatに向けて車を走らせる。ほんの15分ほどで到着。道路脇にちょっとした駐車スペースがあるので、そこに車を止めた。

ドロドロの中を進んでいくElmar

普段だったら問題なく歩いて行けるのだろうけど、この辺りも雨が降ったようで、足を踏み入れたら靴が泥まみれに・・・。Elmarはそれに懲りず、どんどん奥へ歩いて行く。最初は見ていたけど、Devonも行ってしまった。私もビーチサンダルに履き替えていざ!

Salt Flatからの夕陽。この日も雲がキレイだった。

雲の隙間から太陽が出ると、あたりはオレンジ色に染まる。グアダルーペがオレンジ色に染まることはなかったのだけど、それでも十分キレイだった。

オレンジ色に染まるSalt Flatとグアダルーペ山脈

写真を撮っている私に、Elmarは大笑い。腰が痛いからこういう姿勢になっちゃったんだけど、確かに大きい三脚持っていけばよかったかも。

Kさん撮影。
そんなこんなで、泥まみれになりながらSalt Flatを楽しんだ。もし一人旅だったら、このドロドロのSalt Flatには足を踏み込まなかったと思う。結局私の足も泥まみれになったけど、これもまた楽しいひとときだった。たまにはこういうのもいいものだ。

記念撮影

結局、登頂はできず、雨に降られ、足は泥まみれになったけど、今日も大いに満喫した1日だった。ElmarとDevonのキャンプサイトでちょっとくつろいだあと、11時頃にテントに入った。夜中もずっと雨が降っていたようだった。気温は低めで寒かった・・・。



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