8/26/2012

8/12/2012 - 念願のSubway

ウェブに載っていた写真に一目惚れし、是非見てみたいと思ったので、抽選で申し込んだら第一希望がすんなり通ったので、8/12の日曜日に行ってきた。

片道4マイル、往復8マイルのトレイルだけど、トレイルというトレイルはなく、基本的に川を渡ったり、川の側を歩いたりといった感じである。

キャニオニアリングの難易度は低いので、ロープさえあれば何とかなるらしいけど、今回はボトムアップできた道を引き返す方法にした。本来であれば、上から下までのトップダウンが一番景色がいいらしい。60年代とみられる方々もハーネスつけて降りてきていたので、私にもできるはず。これは次回の楽しみに取っておく。


朝は、それほど急ぐ必要もないと思い、のんびり出発した。疲れていたので8時起床。ソーセージと卵焼きを作り、食べようとした矢先、ものすごい蜂が集まってきた。足元には相変わらず蟻の大群。何なの?

危うく蜂を食べかけたため、車の中に避難し、運転席で朝食を食べる。こんなの初めてだ。

蜂と一緒に朝ごはん・・・

水をCamelBakに詰めて、お昼のサンドイッチも作る。すべてバックパックに詰めてキャンプサイトを出たのは9時。そのまま、トレイルヘッドまで車で行く。トレイルヘッドはLeft Fork Trailheadなので、お隣の町、Virginまで行き、そこからKolob Reservour Roadで右折してパーキングまで行く。なんやかんやと40分くらいかかった気がする。トレイルヘッドには一応トイレもあった。水道はない。

トレイルヘッドの看板

今年に入ってまともにハイキングをしたのは、Guadalupe Mountains National ParkのGuadalupe Peakだった。これも8.4マイルあるけど、途中雷雨に見まわれ3マイル地点で下山。でも私の腰はこれが精一杯だったのもあり、今回の8.4マイルは微妙だった。でも、どうしてもサブウェイを見たいので頑張ることに。

車には、昨日レンジャーステーションで貰った番号が書かれたポストイットをヘタっと貼り付けておく。許可証は自分のバックパックにしまう。

水色のポストイットがサブウェイ用。もう一個はキャンプサイト用。

許可証は携帯しておく。見せる必要はない。

以下はトラッキングデータとそのプロファイル。帰り道は同じ道を戻るので、あくまで片道のみのデータである。最初の0.7マイルはちょっとした木の中を歩き、視界がきれてキャニオンが両端に見えたところで、一気に川に向けて下っていく。

サブウェイのトラッキングデータ

サブウェイのプロファイル

左下がトレイルヘッド、右上がサブウェイだ。基本的にキャニオンの間を流れる川を歩いて行く。上流に向かって歩けば迷子になることはないので、川から外れなければ遅かれ早かれ到着する。帰りも同様に下流に向かえばいいのだけど、最後の登りとなる看板を忘れずにチェックしたい。見過ごすと、そのまま下流へと歩いて行く羽目になる。

キャニオンを見渡せるポイント。ここから急な下り。

こんな感じの場所に出たら、ひたすら下り。距離は短いけどかなり急である。何しろ足元ばかりに目が行ってしまい、景色はあんまり見なかった。でも、途中で一度振り返り、景色を覚えておくことも重要。万が一看板のある場所に出てこなかったとしても、どこらへんから登るのか景色から判断できる。

川に出た

川に出た!川をジャブジャブ進むと聞いていたのもあり、オールマイティーなKeenのサンダルで来た。一応靴下は履いてたのだけど、ここで靴下を脱ぐ。また、猛烈に暑く、サンドイッチが腐りそうなのでお腹が一杯だったけど、ここで無理やりサンドイッチも食す。あつ~い!!

水でもなんでもこいや~!Keenのサンダルは最強です。

水はひんやりと冷たく、とても気持ちがいい。最初のうちは川沿いを歩き、所々で川を渡った。しかし、ある程度進むと、川というよりも日本の沢みたいになり、大きな岩がゴロゴロ。そこを迂回せねばならず、木が生い茂ったところや、ちょっとした岩を登ったりと、思っていたよりも難易度が高い。私は普通のトレイルを歩くくらいであれば問題ないのだけど、足を上げたり、手をついて歩いたり、腰を曲げたりという動作は制限がかかり、まるで年寄りのようにトレイルを歩いていた。

ゴロゴロ岩多すぎ。足場悪し。どこを歩けっていうの?

岩ゴロゴロ、木はボーボー、なんか疲れてきた。80人も許可されてるはずなのに、誰一人として見かけない。普段だったら大満喫するのだけど、思っていたより難易度が高いのと、腰が若干痛いのもあり、なんとなく不安になってきた。

戻るか?

いや、駄目だ!サブウェイは見る!恐らく2/3来たところでようやく5人ほどのグループとすれ違った。その後も2人組とすれ違う。彼らはトップダウンでサブウェイにアクセスしたようだった。「サブウェイまであとどれくらい?」と聞いてみると、あと1時間ほどだと言う。だんだんヘトヘトになってくる。まっすぐ歩くというよりも、川の右側、左側、川の中と、常にどこを歩くか考えなければならず、疲れがたまってきた。足場も悪い。

しかし、サブウェイの近くにあるとされる、赤いテラス上の滝が見えてきた。

赤いテラス。とってもステキだけど日差し強すぎ!

三脚取り出して一枚撮影。NDフィルタも2枚重ねにしてちょっぴりシャッタースピードを落としてみる。でも暑いので、そそくさとサブウェイに向けて出発。ちなみに、このステアケース、滑るので要注意。

右側に大きな岩が出てくれば、そこを右にぐるっと回ってサブウェイに到着となる。

サブウェイ入り口。ワクワク。

これがサブウェイの入り口。下のほうに丸く穴が開いていて、地下鉄っぽいからこの名前が付いているらしい。これを見た時はホッとした。やっと到着!ワクワクしながら中に入っていく。

入って意外、思っていたよりもものすごく小さい。それに水量が結構あり、奥の方へはいけなそうだ。乾いているところにバックパックを置いて三脚を取り出す。片道4時間もかかってしまった。これは帰路も同じくかかるとすると、往復8マイル、つまり1時間で1マイルしか歩いていないことになる。

よく見るサブウェイの構図。すんごい小さい。ビックリした!

私が到着するやいなや、トップダウンの人たちもロープをつたって降りてきた。とても楽しそうだ。6人組のグループだった。水たまりが一杯あるので、そこに思いっきり飛び込んだり、お風呂のように腰までつかったり、ガヤガヤしていてあまり写真が撮れない。

トップダウンの人たち。ロープで降りてくる。

しばらく撮影していると、また別のグループが上からやってきた。お子様から年配の方までいらっしゃる。どうやって降りるのか見せてもらうことにした。みんなハーネスをつけている。サブウェイのドロップオフのポイント各所には、ロープを引っ掛けられるアンカーが必ずあるようで、それを使うようにとガイドブックに書かれていた。ここもアンカーがあるようだ。ロープは二重になっており、最後の人が降り終わったらロープを下から引っ張れるようにしている。

子供はスイスイ、問題なく降りられた。問題は年配のご夫婦だ。しかし、このお二人もスムーズに降りてきた。話しかけてみると、2年前にボトムアップで歩いたことがあるらしい。ラスベガスに住んでいるらしく、3世代で旅をしているとのこと。楽しそう。トップダウンとボトムアップのどちがらいいかと聞いたら、「もちろんトップダウンよ。」と言っていた。難易度もそれほどではなく、このドロップオフが一番距離があるようで、他はそうでもないらしい。

よし、次はハーネスとロープ借りて上から降りてみよう!

写真を撮るも、なかなか構図が決まらず、下はツルツル滑るし、結構大変。おじいちゃんはちょっとした坂道で転んでしまった・・・。腰を思いきり打って痛そうだ・・・。

撮影の邪魔にならなそうな、ちょっと奥まったところでビーフジャーキーとピーナツを食べる。少しの間ぼ~っとした。また4時間歩くのか・・・。結局サブウェイにいたのは1時間弱。またきた道を戻る。

途中、ゴロゴロ言い出す。天気が悪い。キャニオンの中にいるので空があんまり見えないのだけど、たぶん近くで雨が降っている。早足で戻る!

帰り道は、トップダウンの人たちを追い抜いたり追い越したりだった。でも、ある程度歩くとまたひとりになった。運良く看板があり、最後の登り。結構急だけど、私にとってはサブウェイまでの道のりのほうが過酷だった。登りは比較的得意なので、ひょいひょいと歩いて行く。

急な坂道を登ったところ。ここからの眺めはいい。

上に出てみると、キャニオンがちょうどいい感じに照らされている。しかし、くろ~い雲も見え、また雨に濡れるのではないかと若干心配しつつも、結局雨に降られることなくトレイルヘッドに到着!

Left Fork駐車場&トレイルヘッド

やっほ~い!もう膝が痛い。腰は大丈夫みたい。靴下を脱いで冷たいジュースを飲む。顔は汗が乾燥してジャリジャリする。ウェットティッシュで顔を拭いてリフレッシュ!結局帰りも4時間かかった。

行き4時間、サブウェイ滞在1時間、帰り4時間。なんかあんまり割りに合わない感じもしたけど、目標達成!この日は、去年ビッグベンドを一緒にハイキングしたアニータとギャビーと再会する予定だったので、とりあえずキャンプサイトに戻ってみることに。

いい具合の色だった。ステキ。

途中、太陽の光が岩壁にあたりキレイだった。特に、黒い雨雲が後ろにあったりすると、色が映えて本当にキレイである。

そして、何度も通りかかった靴がいっぱいつら下がっている場所で一時停止。この時も、おばちゃんが自分の靴をつら下げていた。なんなんだろう、これは?

この靴は一体・・・?

しばらく靴の写真を撮り、ふと東側を見ると虹が出ている!靴の撮影はここであっけなく終了。

れいんぼ~~~~!!!それも、ダブルっぽい!

まん丸レインボ~!

出るかな~とは思ってたけど、ほんとに出た!左側の岩壁がなければ、地平線から地平線を繋ぐ丸い虹だったに違いない。右側の虹の麓は、触れるのではないかというくらい近く見えた。

一人で虹の写真を撮っていると、周りの人も気づき始め、通りがかった車も一時停止、みんなで虹の写真撮影。

恐らく15分くらい出ていたと思う。段々と右端から消え始めてしまった。写真もたくさん撮ったし、虹も消えたので、いよいよキャンプサイトに戻る。

キャンプサイトに戻ると、テントに手紙がくっついていた。雨が降ったのか、ヨレヨレになっている。でも何とか読めた。Cable Mountain Lodgeにいるから来てくれとのこと。

また急いで車を走らせSpringdaleに向かう。Springdaleと言っても、公園のゲートを出るとすぐそこが町になっており、歩いて公園にアクセスできるくらい近い。Cable Mountain Lodgeはキャンプサイトの反対側、公園のゲートの手前なので探してみるも見当たらない。結局、町の端まで行ってしまい、また引き返す。でもまた公園に戻ってきてしまったので、Uターンしてお店のおじちゃんに聞いてみた。

説明を聞いてやっと分かった。無事に到着。書かれていた部屋番号を見ると、男性がいる。この部屋じゃないのか?

ウロウロしてると、アニータが出てきた!

1年ぶりだ。去年の同じくらいの時期に3人でサウスリムを歩いた。17マイル近いトレイルで、最後にビールでお祝いしたんだっけ。

どうやら男性は、エルパソ滞在時にお世話になったオクタビオというメキシコ人で、彼の息子のジョセフも来ていた。日程をあわせてブライスキャニオンとザイオンのみ一緒に旅したようだ。

5人でスプリングデールにあるレストランへ。会話が弾む。オクタビオもとてもいい人だった。息子のジョセフはちょっぴりシャイ。翌日は4人でサブウェイを歩くことにした。

ホテルでシャワーを借りてスッキリした後、キャンプサイトに戻る。膝が浮腫んでいるけど、明日までには引いているだろう・・・。昼間は暑くて死にそうなザイオンも、夜は過ごしやすく寝るには最適の気温だった。



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2 件のコメント:

  1. satokoさんこちらではお初です。このZIONのSubway、話には聞いていて興味津々だったのですが、通常のザイオンキャニオンからのアタックはどうにも不可能なので、訪問の候補からはずした所だったりします。
    こちらを読ませて頂き、よく現地の状況が把握できる気がしました。
    しかし辿りつくまでの難易度は高そうですね・・
    それでもやはり、一度は訪ねてみたいところだと思いました( ・ω・)

    satokoさんのブログ、本当に面白く拝見させて頂いています。
    他の記事も読ませて頂きます。
    今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

      zzyzx (takaya gotoh)

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  2. zzyzxさん、訪問どうもありがとうございます!
    Subwayは、The Waveの抽選よりは当選確率は圧倒的に高く、アクセスしやすいですが、トレイルというトレイルは無いのでちょっと苦労しました。

    しかし、サブウェイでおじいちゃんやおばあちゃんがラペリングで降りてくるのを見て、自分もできるのではないかと思いました。次は是非トップダウンでアクセスしたいです。

    もしブログ読んでいて、間違ったところなんかがあったらお知らせください。できるだけ調べて書いてるのですが、たまに間違ってたりするのでw

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