8/28/2012

8/14/2012 - はじめてのエスカランテ

朝日を狙ってブライスキャニオンに行く予定だったのだけど、ここは一人旅。好きなように時間を使うことにする。

昔は多少若かったのもあり、結構無理することもあったのだけど、最近は運転もスピード出さなくなったし、行動はゆっくり、滞在型の旅行スタイルを好むようになってきた。

この朝もゆっくりスタート。それでも7時AMには起きて、3日間お世話になったアリの巣と化しているキャンプサイトを後にする。ゆ~っくりと公園内を楽しむ。朝早いので、日差しが柔らかく、岩壁に当たる色がほんわかしている。すごく久しぶりにチェッカーボードメサにも寄ってみる。

朝日に照らされるCheckerboard Mesa



さらには動物にも遭遇。これはなんだろうか?ヤギ?

ヤギ?

途中のMt Carmel Junctionでコーヒーを購入し、簡単にサンドイッチを作って運転しながら朝食。ガソリンは思っていたよりも高かったので却下、そのままブライスキャニオンへ向かった(実は当たり前といえば当たり前なんだけど、ブライスのほうがもっと高かった)。

US-89からUT-12で曲がってすぐに、Red Canyonがある。ここもいつも素通りだったので、少しばかり時間を費やしてみることにした。ビジターセンターに寄り、これから走ると思われるダートロードの状況確認。なんだか思わしくない文字が目に飛び込んでくる。"Impassable"。あれま・・・。

Red Canyonのビジターセンター

そしてレンジャーに、「短くて景色のいいトレイルを教えてちょうだい!」と聞いてみたところ、ビジターセンター付近から出ている1マイル弱のものすごく短いトレイルを勧められた。トレイルのパンフレットもあり、それもいただいて逆走する。

ビジターセンターの反対側の小屋があるところからスタート、途中に番号が書かれたポールが建っているので、そこで立ち止まり説明を読む。歴史的背景、その土地に生息する植物、奇岩が形成されたプロセス、など細かく、しかし簡素に書かれていた。

ここからハイキング開始。奥に見えるのがビジターセンター。

そして、いよいよHoodoo(フードゥー)が集結するところに到着。赤茶色をしたフードゥーは若干逆光でありながらも、見応えバッチリ。ブライスキャニオンのものと比べると、確かに数は少ないのだけど、ブライスのものとは色が違うし、雰囲気も違うので楽しめる。

フードゥーの群れ。赤い!

ぐるっとゆっくり一周しても30分程で歩き終えてしまった。時間が無い人にはオススメのトレイルである。もう少し長いトレイルも歩きたかったけど、この日はEscalante(エスカランテ)まで運転せねばならず、ブライスキャニオンで写真を撮り、その後エスカランテ付近のLower Calf Creek(ロウアー・キャルフ・クリーク)も歩きたかったので、車をブライスに向けて走らせた。

有名なブライス手前にあるトンネル

10:50AM、ブライスキャニオンに到着。

そういえば、ザイオンでは撮り忘れてしまった・・・

トレイルが出ているSunset Point(サンセットポイント)に行こうとしたところ、警察が道をブロックしていて行く事ができなかった。仕方がないのでUターンしてSunrise Point(サンライズポイント)まで行くも、すごい車の数!

ブライスってこんなに混んでたっけ?

よく見ると、中国人や韓国人が多く、ヨーロッパ人も半端無く多い。もう5回くらいきてるけど、この人気度は何なのだろうか?たぶんサンセットポイントも満車で入れなかったのだろう。それも午後ならわかるけど午前11時前である。

今回はトレイルを歩く予定はなかったので、リム沿いの舗装されたトレイルを歩きながら、ゆっくり写真を撮ることにした。私はこのブライスの透明感が大好きである。ピンクっぽいような白っぽいような、そのフードゥーの集まりは何度見ても飽きることはない。ただただ美しく自然の素晴らしさを大満喫できる、そんな貴重な場所である。

透明っぽいようなブライスのフードゥー

サンライズポイントからサンセットポイントへ歩く。それはもうディズニーランドのような混みよう。トレイル上にも人がたくさん!いつのまにか大人気の公園になってしまったようだ。

トレイルにもたくさんの人が・・・

サンセットポイントまででは歩き足らず、ブライスポイントまで歩くことにしたのだけど、思っていたよりも遠かった。ブライスポイントはちょっとした高台にあり、無数のフードゥーを広い範囲にわたって一望することができる場所である。

しかし、歩いて行くうちに、段々と雲が出てきて、陰ったり陽がさしたりの繰り返しである。ブライスポイントまであと10メートルというところで、ものすごい大きな水滴がボタッと落ちてきた。

ブライスポイント。この景色を撮影した直後、土砂降りの大雨に

雨だ・・・。

急いでブライスポイントのオーバールックまで歩くも、そこで土砂降りの大雨!急いでレインジャケットを取り出し、カメラはバックパックにしまって、バックパックのカバーを取り付ける。しかし、雨は容赦なく振り続け、あっという間にズボンが濡れてしまった。

どんよりブライスになってしまった・・・

またかいな・・・。

いつも、「あとちょっと」というところで土砂降りに見舞われる今回の旅。しばらくは大きな松の木の下で雨宿りしていたのだけど、止む気配は一向にないので、ブライスポイントの駐車場に逃げ込む。シャトルの駅があり、そこには屋根があったので、隅っこで濡れなそうな場所を確保。歩いて戻る予定だったけど無理なので、シャトルでサンライズポイントまで移動することにした。

10分後、シャトルが来た。しかし、いきなりの土砂降りのためか、バスはすでにいっぱいでギューギュー。そこに「自分たちも!」という感じで押し合いながら乗車。その光景は、まるで東京のラッシュアワー。

サンライズポイントで下車し、ズボンを履き替え、そそくさとブライスキャニオンを後にした。滞在時間は3時間ほどだろうか。ブライスキャニオンでガソリンを入れて(高いのになぜ・・・)、ハイチューを購入。

もぐもぐ食べながらエスカランテを目指す。雨は止む気配はなく、ザーザー降っている。エスカランテ方面にも黒い雲。これは今日はハイキングは無理かな・・・。

エスカランテでは、Escalante Outfittersという場所でテント泊する予定だった。3:30PM頃に到着し、すぐにチェックイン。「どこでも好きなサイトを選べ」というので木があるサイトにする。

ここで2泊滞在する

ここにはロッジが10ほどあるのだけど、テント泊している人はだれもいなかった。思ったよりも狭かったけど、誰もいないので良しとする。シャワーとトイレはめっちゃキレイだった。特にシャワールームはビーチサンダルがいらないくらいにキレイで、今回の滞在で一番キレイなシャワールームだった。

Escalante Outfittersのロッジ(エアコンはなしらしい)

エスカランテでは別の友人と合流予定で、携帯電話番号を渡しておいたのだけど、Sprintは全くダメで電話は使えない状態。雨も振り続けているし、若干疲れが溜まっているし、Lower Calf Creekもどうでも良くなってきた。ゆっくりする1日があってもいいだろうと思い、エスカランテにあるGrand Staircase Escalante NMのビジターセンターへ足を運ぶ。

翌日は、Hole in the Rock Roadを行けるところまで走る予定で、道路状況が気になったので、それを女性レンジャー2人に聞いてみた。

「これが最新情報よ。」と見せてくれる。やはりここにも"Impassable"の文字。でも情報は一週間前のもので、正直あてにならない。

しまいには、「実際に行ってみないとわからないわね。」とおっしゃる。それじゃ、ちょっと様子を見てこよう。

友人の滞在先は知っていたので、「Hole in the Rock Roadを走ってきます。6時半頃戻ります。」とメモを残して出発。

Hole in the Rock Roadはダートだけど整備されているようで、幅も広く2台が余裕で通れるくらいある。でも慣れていないので、35~40マイルでゆっくり走行。入り口から13マイルのところにある、前から気になっていたDevils Garden(デビルズ・ガーデン)があったので寄ってみることにした。

Hole in the Rock RdにあるDevils Garden

ここにはMetate Arch(メタテ・アーチ)があり、興味はあったのだけど、アーチがどこにあるのかは全く分からなかった。トレイルはなく、奇岩やら砂地やら、どでかい岩があるだけの場所なので、GPSを持って行く事にする。

なんかアヒルとそのヒナっぽく見えるんですけど・・・

歩けるところを自由に歩いてみる。ちょっとアーチーズ国立公園に似た感じなのかな。ちょっとThe Waveっぽいところもあったし、小さなエリアだけどなかなかおもしろい。

よくもまぁ、こうやってうまく削られると関心

適当に歩いているとアーチ発見!これか・・・。Metate Archは他の奇岩に混じってひっそりと立っていた。サイズは比較的小さいけれど、それでも高さ10mほどはあり、とても個性的な形をしたアーチだった。ウロウロしていたらあっという間に6時半になってしまったので、エスカランテの町に引き返すことにする。

Metate Arch。なかなか立派です。

Hole in the Rock Roadの入り口からは13マイルしか走っておらず、その先の道路の状態はわからなかったけど、恐らく大丈夫ということにしておく。翌日は、レンジャーの言うとおり「行けるところまで行く」方法で状態を把握するしかなさそうだ。

エスカランテに戻ってからは、無事に友人とも合流することができ、この日は町中にある数少ないレストランからローカルが良く行きそうなレストランに行ってみることに。久しぶりの再会を楽しみ、お腹いっぱいフライドステーキを食したあと、Outfitterに戻りシャワーを浴びてそのまま寝てしまった。

エスカランテの夜はザイオン国立公園と比較すると若干涼しかったので、長袖長ズボン、フリースを来て、ぬくぬくと55Fの寝袋にくるまって寝た。




8/11/2012 - ザイオン国立公園に向けていざ!

8/12/2012 - 念願のSubway
8/13/2012 - ザイオン・ナローズを歩く
8/14/2012 - はじめてのエスカランテ
8/15/2012 - Hole in the Rock Roadの果て
8/16/2012 - ダートロードでスタック
8/17/2012 - 真夏のBuckskin Gulch
8/18/2012 - 2回目のThe Wave当選
8/19/2012 - グランドキャニオン・ノースリムと雹
8/20/2012 - もう一つのWave、それはFire Wave

2 件のコメント:

  1. 誰もがまずはじめに行くところでない少しマイナーなところに魅力的なところがたくさんあるんですね。 Satoさんの旅行記でほとんど本当に行ったような気分になれます。

    レッドキャニオンもデビルズガーデンもユニークなところですね。

    これからも続きを楽しみにしています!

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  2. コメントありがとうございます。
    ここらへんは、隠されたお宝が眠っている感じでした。景色も良く、個人的には大満足でした。もう少しいてもよかったかなーって思います。

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