9/29/2012

2010.7.8 - The Waveへ行く

運良く現地抽選に当たったので、この日はThe Waveを堪能することにした。下調べもある程度してきたし、GPSもあるし、準備はバッチリだ。

しかし、サンダーストームの確率が30%というのが若干気になるところ。レンジャー曰く、通常午後から雨が降り出すから、早めに行動すれば問題ないと言っていた。

6:00AMに起きて身支度開始。朝食を食べて車に飛び乗り、Wirepass(ワイヤーパス)トレイルヘッドへと向かう。

キャンプサイトで朝ごはん

キャンプサイトからHouse Rock Valley Road(ハウスロック・バレーロード)までは40分ほどだろうか。Paria Ranger Station(パリア・レンジャーステーション)を通過し、そのままHouse Rock Valley Roadに入る。ダートロードなので走ると砂埃が舞い、車はあっという間に汚れてしまう。

ピンクの砂まみれになったレンタカー

入り口から20分ほどでWirepassトレイルヘッドの駐車場に到着。ブーツに履き替え、日焼け止めを塗り、水も1ガロン持ったことを確認して出発する。昨日もらった許可証の一部をダッシュボードに置いておく。残りはバックパックに結びつけ、許可証を持っていることをアピール。

許可証の一部はダッシュボードへ

前日歩いたBuckskin Gulch(バックスキン・ガルチ)と途中までは同じで、ドライウォッシュを歩いて行く。1マイル、およそ20分ほど歩いたところで、The Waveへの分岐点がある。

許可証を持っている人以外は立入禁止!

ここからは許可証を持っている人のみが入れるエリアだ。若干足場の悪い岩がゴロゴロした坂道を登ると、次は砂地となる。

砂地も歩く

さらっさらの砂であるため、足が取られる。この地域をハイキングすると、砂地は歩かざるを得ない場合がほとんどなので特に驚くこともないのだが、できれば避けたいといつも思う。

縞模様の岩たち

The Waveへの行き方は、ネットで探せばいくらでも出てくるのと、許可証を持っている人はBLM発行の地図を持っているはずなので、ここではあえて書かないことにする。オンライン抽選で当選して行き方を知りたい人はコメントに書き込んでいただければ、ひっそりと教えます。

ねじれ模様の岩が所々にある。それもスケールは大きい。あたりはピンク色や茶色、そして白、黄色と実にカラフルで、真っ青な空のコントラストが非常に美しい。

スケールは大きい!こう見ると一目瞭然である。

BLMからもらった地図をGPSのトラッキングデータと比較しながら歩く。水たまりがありそうな場所にも寄ったが、ちょっと緑っぽくなっていただけで、水はなかった。

ちょっと寄り道

寄り道をして景色を楽しみながら、The Waveへと向かう。ここらへんは岩の上を歩くので比較的歩きやすい。

The Hooters

Hootersと呼ばれる岩。写真で見るとスケールがいまいちだけど、これも大きい岩である。ちょうど2/3来たところで雲行きが怪しくなってきた。

雨雲が近づいてきている・・・

西側には黒い雲が。こちらに向かっているようだ。さらに雷が響き渡り、稲妻も見える。高い木があるわけでもなければ、隠れる場所もない。雨はともかく、雷に打たれるのはゴメンである。来ないことを願いながら早足で歩いた。

The Wave入り口

最後の急な砂地を登り、ようやくThe Waveの入り口にたどり着いた時、太陽が雲の中に隠れてしまった。あたりがどんよりし始める。なぜこのタイミング?

どんよりしたThe Wave

感動するのもつかぬ間、カメラを取り出しものすごい勢いで撮影開始。雷が鳴り響き、真っ黒な雲がすぐそこまで近づいてきている。

撤退しよう。

ろくに写真も撮れないまま、一旦The Waveを後にした。不満爆発である。砂地を降り、ウォッシュを渡ると雨が降ってきた。数分おきに雷の凄まじい音が響き渡る。金属類がついていないことを確認して、身を低く保つ。

キレイな石

ふと目の前にはキレイな石が転がっていた。ちょうど手のひらサイズだ。雨は小雨で、雨雲もThe Waveの南を通過している。さらに西方面を見ると青い空が見える。どうやら局所的な雨のようだった。

雨雲が押し寄せる

大丈夫であることを確認したので、またThe Waveに向かって歩き出した。あの砂地を登るのはためらうが仕方がない。

ブツブツ雲通過。青空が見える。

砂地を登りきり、The Waveに戻ってきてすぐに、太陽が分厚い雲から出てきた。眩しい日差しがThe Waveの色とりどりの岩肌に反射する。

うねっているThe Wave

これぞ、私が熱望していた景色である。白、ピンク、オレンジ、黄色、赤茶色が絶妙な模様を作り出している。さらにうねっているので絵になる場所だ。


奥から入り口方面を撮影。この構図が一番有名。

この景色を目の前にランチをいただく。日陰はないので、若干暑いと感じながらも、そんなことはあまり気にならなかった。お腹も一杯になったところで、近辺をウロウロ。

入り口から右に入ったところ

これは入り口から右に入ったところ。狭くなっており、日陰になっている時間が長い場所である。休憩には持って来いの場所。

美しい模様が続くThe Wave

ここらへんのナバホ・サンドストーンは、手でちょっとこすると砂がパラパラと落ちる。たくさんの人が一気に足を踏み入れてしまったら、破壊もどんどん進んでしまう。とてもデリケートな場所であるため、1日20人という枠を設けている。

一回、The Waveのメインの場所に戻って、岩壁方面に歩き、そこから西に5分ほど歩くとSecond Wave(セカンド・ウェーブ)がある。

Second Wave

色は白っぽく、縞模様も幅が広く、繊細さはThe Waveには負ける。大きさはThe Waveよりも更に小さく、これがSecond Waveのメインである。

ここを登った。降りるのに苦労した。

今度はアーチ目指して岩を登ってみることにした。登りは比較的楽で、あっという間にThe Waveを見下ろせるくらいまで登れてしまった。


見づらいが、真ん中にあるのがThe Waveである。こうやって広範囲で見ると、このうねっている部分が本当にごく一部であることがよく分かる。

裏側にまわるとTeepee(ティーピー)が見えた。Coyote Buttes South(コヨーテビュート・サウス)方面だろうか。


ここらへんで下に戻ることにする。登りは傾斜を気にすることはなかったけど、下りはどこを見ても急でとても降りられそうもない。仕方がないので、GPSでどこを登ってきたのかを確認して、登ってきたルートで降りることにした。

The Wave近辺

そしてまたThe Waveに戻り、最後に写真を撮ってその場を後にする。1ガロン(3.8L)持ってきたものの、残りは半分以下。やはり真夏のユタ・アリゾナでのハイキングはキビシイものがある。

The Waveの波に乗って記念写真
気温は100F超。湿度は低いため、汗は通常すぐに蒸発してしまうのだけど、この時は汗がダラダラと流れていた。水分補給をしても、やっと追いついているくらいのレベルで、気をつけていないとすぐに脱水症状になってしまう。

Teepees

景色は素晴らしいものの、若干バテ気味だった。途中、友だちの水が切れてしまったので、2人で500mLを分けて何とかトレイルヘッドに到着する。駐車場に到着した時は、バックパックの中の水は空っぽで、若干脱水症状気味になっていた。

すぐにエアコンをつけて体温を下げる。水分補給をして落ち着いたところで、ペイジに向けて車を走らせた。

House Rock Valley Road

平らそうに見えるけど、実はボコボコでかなり揺れる。砂埃を巻き上げながら、車が通過していく。

US-89から見るLake Powell

ペイジに近づくと、Lake Powell(レイク・パウエル)が見えてくる。キャンプサイトには戻らず、湖近くまで行ってみようということになった。

湖まで足を伸ばしてみる

駐車して、湖まで歩く。結構な人がいた。ボートハウスもたくさん浮いていた。

湖面に浮いているボートハウス

ここに来ていつも思うのは、ダムが建設される前の景色である。今のLake Powellの景色も好きだけど、水がなかった時もさぞかしキレイだったのだろうと想像してしまう。

湖の水は実はそれほどキレイではない

青く見える水も、実は結構濁っていたりする。ちょっと涼んだあと、Lake Powellを一望できるビューポイントを巡ってみることにした。

茶色と青のコントラストが美しい

上から眺めるLake Powellも最高だ。赤い大地、青い水、絶妙な色合いである。

Glen Canyon Dam方面

グレンキャニオン・ダム近辺まで来てみた。あの橋を反対側に渡るとPageの町である。結構いい時間になっていたので、またPageで夕飯を取ることにした。最初に言ったDenny'sは40分待ちだったので、近場のPizza Hut(ピザハット)に行き、Mサイズのピザを注文する。

「MサイズでもLサイズでも$10よ!」と言われたけれど、そんなに食べきれないのでMサイズを2人で分けた。友達はお腹が空いていたのか5切れも食べていた。

お腹がいっぱいになったところで、キャンプサイトに戻り、1日のアクティビティが終了である。The Waveは想像していた通り、とても美しい場所だった。この日も大満足の1日だった。



2010.7.3 - グランドキャニオン国立公園サウスリム
2010.7.4 - ブライトエンジェルトレイル経由でグランドキャニオンの谷底へ
2010.7.5 - プラートポイントで夕陽鑑賞
2010.7.6 - サウスリムへの登り、そしてペイジへ移動
2010.7.7 - The Waveの抽選に初当選!
2010.7.8 - The Waveへ行く
2010.7.9 - Coyote Buttes Southを歩く
2010.7.10 - Horseshoe BendとPetrified Forest
2010.7.11 - セドナでプチ観光

2 件のコメント:

  1. 一枚一枚のThe Waveの写真を堪能させていただきました。 Satoさんの撮影、すばらしいです!! もう何回も写真を見てため息ついています。
    一時お天気が心配だったようですが晴れてすばらしい景色を見ることができてよかったですね。
    涼しいときがあるなら挑戦してみたいけど、ちょっと無理かなあ・・・

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  2. ありがとうございます!いつもコメントも残してもらえて嬉しいです。The Waveは個人的にはオススメです。景色がいいし、最後のウェーブも見応えバッチリです。距離は6マイルですが、涼しい時期を狙えば問題ないと思いますよ。ある意味、冬でもいいのかもしれません。。寒そうですけど。。ずっと景色がいいので、歩くのも苦にはならないと思います。

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