12/22/2012

11/17/2012 - 久々のビッグベンド国立公園

ビッグベンド国立公園へは恐らく10回近く行っていると思う。オースティンに引っ越してきてから、ほぼ毎年足を運んでいる。

今回も休日と有給を使って9日間ずっとビッグベンドを満喫した。しかし、無理が出来ないこともあり、行ったことのない場所をゆっくり探索することに。


最初は友達とずっと日程を共にする予定だったのだけど、友達が風邪をひいてしまったため、私は土曜日に出発、友達とは月曜日に合流することになった。

ずっとキャンプということもあり、キャンプ用品をすべて車に詰め込み、11/17(土)の朝、薄暗くなってきた7:30AM頃に家を出た。

Lukenbach(ルーケンバック)のちょっと手前に「オレオ牛」の牧場がある。クッキーのオレオのように、本当に黒、白、黒とサンドイッチ状になっており、このHWY-290を通るときの密かな楽しみだ。いつもスピードを出していて写真には撮れないのだけど、珍しく面白い牛である。

Fredericksburg(フレデリックスバーグ)でコーヒーをゲット。やはり朝はコーヒーに限る。ラジオを聞きながらゆっくりと景色を楽しんだ。

その後はI-10に合流して、ひたすら西を目指す。段々とラジオ局の数も減り、最後は何も入らなくなってしまった。聞こえるのはエンジン音のみ。無数の風車が見えてくると、Fort Stockton(フォート・ストックトン)ももうすぐだ。

Fort StocktonのWalmartで食材を購入。そしてそこからTX-385を南下する。

ここから次第に山が多くなってくる。緩やかなカーブ、アップダウンが多少ある道を2時間ほど走るとビッグベンドに到着だ。

いつもの看板。この写真、何枚撮っただろう?

ナショナル・パークパスが11月下旬まで有効だったのでギリギリセーフ。入り口でパスを見せるとウィンドシールドに貼るレシートと地図、そしてPaisanoというニュースレターを手渡してくれる。

公園内の速度規制は45マイル。窓を開けてゆっくり走る。しかし、なんだか視界が悪い。公園入口からはチソスマウンテンも良く見えるのだけど、今回はガスっていてあんまりだった。

これは写真もあまり期待できそうにないな・・・。

公園中央にあるPanther Junction Visitor Centerでちょっと休憩し、天気を確認してみる。気温はこの時期にしてはかなり温かい。しかし、降水確率は20~30%と微妙であった。

Panther Junction Visitor Center。結構混んでいた。

まだ3時だったのもあり、Rio Grandeに行く途中にあるChihuahuan Desert Nature Trail(チワワ砂漠ネイチャートレイル)を歩いてみることにした。Panther Junctionから数マイル行ったところを左に入る。

未舗装路をちょっと走ったところにトイレがあり、さらに奥に進むと左側に車が3台止められるだけの狭い駐車スペースがある。トレイルヘッドはその駐車スペースの道路を挟んで反対側だ。

Chihuahuan Desert Nature Trail

風車があり、その方面を眺めると背後にSierra del Carmen(シエラ・デル・カルメン)が左から右に伸びている。

風車とSierra del Carmen

ビッグベンドで見られる動植物についての説明が、歩きながら学習できるようになっている。トレイルは0.5マイルと短いが、チソス山脈を始め、シエア・デル・カルメンも望めるし、所々に生えている刺々しい植物についても知ることができるので、一度は寄ってみたい場所である。

特に夕暮れ時は、赤く染まるシエラ・デル・カルメンを背景に風車のシルエットが重なって、写真を撮るにはオススメのスポットだ。

サボテン。これに似たものが3種類ほどある。

しかし、トレイルを外れると、所々にサボテンがあり、気をつけないと足に刺さって大変である。生き生きとしたサボテンもあれば、枯れてしまったものまで様々だ。こうやって自然サイクルが身近に感じられた。

枯れたサボテン

ビッグベンドでは狐、コヨーテ、豚に似たハベリーナ、ボブキャット、クマ、プーマなど様々な動物も生息している。あまり人気のないトレイルでは動物の足あとを見る機会も多く、どの足あとがどの動物のものなのか知っておくと後で役に立つかもしれない。

動物の足あと

陽が傾いてくると、影が長く伸び、あたりがオレンジ色になる。このあたりからゴールデンアワーとなり写真も映えてくる。

チソス山脈を眺める

暗くならないうちにテントを貼りたかったので、道中止まりながら写真を撮ることにした。途中、道路沿いにコヨーテの姿が!

コヨーテ!

連射で撮っていたら、シャッター音に気づいて急ぎ足になった。そして道路を渡って逃げてしまった。

シャッター音を聞いて早足になった

コヨーテはリオ・グランデのキャンプグランドには普通にいて、道路を歩いているのをよく見かける。ビッグベンドには何回も来ているけれど、やっぱりこの道路を走るのはいいな~といつも思う。今回は視界が悪いけど、空気が澄んでいるときは、シエラ・デル・カルメンに向かって車を走らせるので、景色を満喫しているうちにリオ・グランデに到着してしまう。

オコティロ密集地域

路肩にあるちょっとした駐車スペースに車を停める。ビッグベンドの舗装道路は、路肩がほとんどなく、道路の側はサボテンなども多いため、むやみに路肩に駐車するのはやめた方がいいと思う。所々に駐車できる場所があるので、そういったところを上手に利用したほうが安心だ。

シエラ・デル・カルメンを望めるこの場所は、オコティロがたくさん生息していた。黄色い岩があったので近くまで歩いてみることに。

黄色い岩は実は遠かった

しかし、近くに見えても実は結構な距離があった。太陽もだいぶ低くなってきているので、先を急ぐことにする。

Rio Grandeへ抜けるトンネル

そしてリオ・グランデ手前にあるトンネル。ここを通過するとリオ・グランデはすぐそこだ。右側にビジターセンターがあり、そこを通り過ぎるとストップサインがある。左はキャンプグランド、真正面には比較的品揃えがいいお店、そして右にはHot Springs Canyon(ホット・スプリングス・キャニオン)がある。

テントを貼る前に、キャニオン方面に行って見ることに。

Hot Springs Canyon手前

ここから見るシエラ・デル・カルメンが好きである。すぐそこはメキシコなのと、馬やら人やらがウロウロしているので、なんとなく物騒に感じるものの、眺めはいい。

ピクニックエリア。水たまりが多かった。

木も多く、ピクニックをするには最適な場所である。今回は雨が降ったのか、水たまりが多かった。この後、キャンプグランドに向かい、予約していた#90のサイトにテントを貼る。隣は8人くらいの男性グループ。なんとなく耳障りな笑い方をする人がいて、若干気になった。

テント設営が終わった後で、日の入りを見にRio Grande Village Nature Trail(リオ・グランデビレッジ・ネイチャー・トレイル)を歩いてみることに。ここも0.75マイルの道のりで、ちょっとしたオーバールックポイントがあり、はるか彼方にあるチソスマウンテンを望むことができる。

遠くに見えるのはチソス山脈

しばらくぐるぐる歩くも、地平線は雲がかっていてキレイな夕陽は期待できそうもなかった。

曇っていたけど・・・この後空が真っ赤に染まった

真っ暗になると不気味なので、陽が沈む前に薄暗いトレイルを歩いてキャンプサイトに戻ってきた。木の下で夕食の準備をしていたその時、木の葉の隙間から赤い光が差し込んできた。

見てみると空が真っ赤に染まっている。

やられた・・・。

まさかあの雲の状態で、空が赤く染まるとは思ってもみなかった。いつもはなんとなく予測がつくのだけど、今回は大外れ。しかも、キャンプグランドは木が多いため、葉っぱ越しにしか赤い空を見ることができなかった。

しかし、9泊もするのだからチャンスはある。

この日はとても暖かく、半袖で十分であった。しかし、ここまで温かいと蚊も多い。見事に数箇所刺されてしまった。虫よけスプレーを塗りまくり、長袖長ズボンに着替えて夕食である。

それでもズボンの隙間から蚊が入り、足首付近をさらに数箇所さされてしまった。普段、隣にキャンパーがいてもそれほど気にならないのだけど、今回のキャンパーはうるさく最悪のキャンプとなった。

昼間は甲高い笑い声、夜中はいびきの大合唱。

耳栓をしてようやく眠りにつけたのだった。

2 件のコメント:

  1. キャンプ場もお隣さんなどによってずいぶん左右されてしまいますね。 ちょっと耳障りな彼らと9泊ずっとお隣でないことを祈っています。
    国立公園でも一番訪問者が少ないところと聞いていますが魅力はたくさんあるようですね。

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  2. 彼らと一緒だったのは最初の2泊で、あとはバックカントリーだったので無音の世界でした。

    いつもは動物の鳴き声とか、風の音とか聞こえるのですが、無音は無音で逆に変な感じがしました。

    訪問者は少ないビッグベンドですが、たぶん場所が辺鄙なところにあるからというのが主な理由で、景色は他の公園と見劣りしてないと思いますよ~。

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