9/18/2014

アメリカでキャンプする方法 - 予約編

アメリカでのキャンプは、だれでも簡単にできるようになっている。

恐らく1回体験すれば、「こんなに簡単だったんだ!」と思えるくらい簡単である。

しかしながら、最初はやはり戸惑うもの。

予約はどこからすればいいのか、どうやってお金を払えばいいのか、などなど、 次から次へと質問が出てくる。

ここでは、キャンプ場の種類、キャンプサイトの種類、予約方法、必要な道具を揃える方法、 そして実際にキャンプサイトでの過ごし方について書いてみたいと思う。





予約方法

多くのキャンプサイトは事前予約が可能となっている。

特にアメリカの国立公園や州立公園では、この辺りはしっかりしており、 数多くの公園で事前予約が可能だ。 ただし、もし予約がいっぱいでも、通常一部のサイトをFirst come First serve(現地での早い者勝ち)用に空けている。ただし、人気があるキャンプグランドはすぐに埋まるため、予定が決まり次第、キャンプサイトの予約を入れるのがオススメだ。

国立公園のキャンプグランドは、キャンプサイト指定で予約することができる。 それに対し、例えばテキサスの州立公園は、キャンプグランドおよびキャンプサイトのタイプ(水のみ、水と電気、水なしなど)を予約し、 あとは現地に行ってレンジャーに割り当ててもらう方法をとっている。

国立公園のキャンプサイトの予約は、オンラインで行うことができる。

予約を入れるまえに、ちょっとだけキャンプサイト予約時に出てくる用語をまとめてみた。


  • Equestrian - 乗馬(馬がOKなトレイルも数多くあるため)
  • Group tent only area - 大人数のグループサイト
  • RV - RV用(RV指定なのでテントキャンプはダメ)
  • Standard - 通常RVおよびテントの両方がOK
  • Tent only - テント用(RVはダメ)
  • Accessible - 車いすでもアクセスできるサイト。特別な許可証を持っていないと使用不可。
  • Pets allowed - ペットOK
  • Electric - 電気あり(その際、アンペアも記載されている)
  • Non-Electric - 電気なし
  • Water only - 水道のみ
  • Primitive - 駐車場から離れた場所にあるキャンプサイト
  • Pull-through - 通り抜けできるドライブウェイ。RVなどに最適。
  • Back-in - 通り抜けできないタイプのドライブウェイ。バックして駐車するタイプ。
  • 15 Back-in - 15フィート(4.57m)の通り抜けできないタイプのドライブウェイ。この場合5m弱と短いので、乗用車のみ駐車が可能となる。


例えば、Tent only Non-electricとあった場合、テントキャンプのみで電気なしのサイトという意味になる。

実際の予約は、ここではグランドキャニオン国立公園のマーサーキャンプグランドを例に行ってみる。

グランドキャニオン国立公園のMather Campgroundを予約したい場合は、
recreation.govに行き、Where?にMather Campground、Interested in にはAllが選ばれている状態で、Searchボタンをクリックする。

右側のリストにMather Campgroundが出てくるので、その下にあるCheck Availability(空き状況確認)ボタンをクリックする。

ここでようやくサイトの確認ができるようになる。左のコラムに到着日、滞在日数を入れて、Searchボタンをクリックする。Not Flexibleは、スケジュールに余裕がない場合、他の日程では無理な場合、チェックボックスをONにしておく。デフォルト設定ではON。

図1. サイトの検索画面

空いているキャンプサイト一覧が出てくる。

図2. 空いているサイトの一覧
図2にあるように、上に空いているサイトの数が出てくる。もし0となっている場合は、キャンプ場に空きがないということなので、頻繁にチェックして空きが出るのを待つしかない。

各サイトにはサイトの番号、キャンプ場のどの位置にあるか、キャンプサイトのタイプ、最大人数、ドライブウェイの長さ(これは特にRVの場合重要。乗用車の場合は心配しなくてOK)、アメニティが書かれている。キャンプサイトによってはトイレの隣だったり、入り口から遠かったりするので、地図を見て自分の好きな場所を選ぶ。

ある程度、目処がたったら、See Detailsボタンをクリック。

図3. キャンプサイト確認画面
図3の説明は以下の通り。ここで必要事項をきちんと確認する。

  1. キャンプサイトの番号、およびループ(キャンプグランドのセクション)番号
  2. キャンプサイトのタイプ
  3. 到着日、滞在日数、料金
  4. 予約ボタン
そして、一番下にあるSite Details(キャンプサイトの詳細情報)にも目を通してみる。
図4. キャンプサイトの詳細
図4の日本語訳は、上から、
  • サイトタイプ: テントのみ、電気なし
  • サイト予約タイプ: キャンプサイト指定
  • サイトアクセス: ドライブイン
  • チェックイン時間: 12:00PM
  • チェックアウト時間: 11:00AM
  • 使用タイプ: 宿泊
  • ペットの許可: アメリカ国内のペットのみ可
  • 乗用車の最大数: 1
  • 日陰の有無: 一部あり
  • BBQ: 可
  • キャンプファイヤー: 可
  • ファイヤーピット: あり
  • グリル、ファイヤーリング: あり
  • ピクニックテーブル: あり
となっている。

これで問題がなければ、Book these datesボタンを押して、次のページに進む。

アカウントを持っていればアカウントを入力、もしなければNew Customer(新規)をクリックして、名前、E-mail、パスワード、電話番号、住所を入力する。Name of Organizationは個人の場合は空欄にしておいてOK。そしてContinueボタンをクリック。

図5. 予約ページ

このページの和訳は以下の通り。
  1. Primary Equipment: 通常テントなので、Tentを選択
  2. Number of Occupants: 使用人数
  3. Number of Vehicles: 車の台数
入力を終えたら、Continue to Shopping Cartのすぐ上にある、"Yes, I have read and understood this important information."にチェックを入れて、Continue to Shopping Cartボタンをクリック。

そして、次のページではそのまま、Checkout Shopping Cartボタンをクリック。もしキャンプサイトを削除したい場合は、表示されているキャンプサイトのチェックボックスをONにして、Removed Marked Itemsをクリックする。

最後のページで、クレジットカード情報を入力する。クレジットカードのタイプ、番号、セキュリティコード(VISAやMastercardは通常3桁)、期限、そしてカードの保有者名を入力する。

ページ最後のAcknowledgementセクションで、"Yes, I have read and accept the above acknowledgement."をクリックして、Complete this Purchaseボタンをクリックすれば、予約が完了する。

他の国立公園のキャンプグランドも同様に行うことができる。しかし、設備やルールは公園によってまちまちなので、サイト予約時にはきちんと目を通す必要がある。

また、予約サイト以外にも、グランドキャニオン国立公園のウェブページには、Mather Campgroundのページもあり、ここには、薪木用に落ち葉は木は拾わないように書かれている(国立公園は保護目的もあるので、落ち葉であろうとも拾ったり持ち出したりしてはいけないことになっている)。

予約が完了すると、Emailが届くけど、念のため印刷しておくのがオススメ。

6 件のコメント:

  1. satoko 様
    キャンプのご指導をありがとうございました。
    早速、予約を試してみました。

    始めに戸惑いはしましたがsatoko様の図を拡大して青いテントの予約をし、1泊$18ということや予約日以降が空いているかまで確認できました。
    写真を見るとテーブルもあり肉や野菜を焼ける器具もありそうでした。
    段々、キャンプへの自信が沸々と湧いてきました。

    後は道具ですが海外旅行者にとって現地で買った用具の始末に困ることがあります。
    これまでは飲んでいない水のペットボトルなどはの最終日のモーテルの親父さんに「プレゼント フォー ユー」と言って無理に押しつけて帰国してきましたがテントとなるとそうはいきません。
    また、帰国時に廃棄するテントなどは新品を購入するのはもったいないので中古品などの情報を教えていただければ幸いです。
    貴重な情報をあっという間に掲示していただき、ありがとうございました。

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  2. レンタカーさま

    水は、私はプラスチックのゴミを出すのをあまり好まないのもあり、
    1Lほどのボトルを持参して、あとはスーパーなどで1ガロンや4ガロン近いジャグを購入して、随時ボトルに入れ替えています。

    これであれば、最後に無駄になるのは水だけですし、
    ジャグはレンタカー返却時にゴミ箱に入れて終わりです。

    道具なのですが、これはかなり微妙ですね・・・。
    以前はアウトドアショップ大手のREI(アール・イー・アイ)が貸出をしていたのですが、
    ここ6ヶ月前くらいから、テントなどは貸出しなくなってしまいました。
    支店によっては、スリーピングバッグ、スリーピングパッド、
    ストーブ、バックパックなどはまだ貸し出しているようですが、
    この間地元のREIに行った時に聞いてみたら、
    「利益があんまり出ないからやめた」とのことでした。

    ラスベガスにある支店では、まだ一部貸出を行っているようです。
    http://www.rei.com/stores/rentals.html#nevada

    私個人がオススメするのは、日本からの持ち込み、
    もしくはアメリカで調達して、日本への持ち帰りです。
    確かに荷物になりますが、2人用のテントとスリーピングバッグ、
    スリーピングパッド、小物などは大きめのスーツケース1つに収まります。
    航空会社によっては2つめの預け荷物は有料になってるところもあるかと思いますが、
    キャンプ泊は値段も安いので、数泊キャンプをすれば元は取れるはずです。

    中古品は、旅行中に購入というのは難しいですね。
    あと、まだ使えそうで、でも捨てるのがもったいない場合は、
    Goodwillなどに持って行くと無料で引き取ってくれます。

    雨が降らなければ、明日から1泊2日でバックパッキングなので、
    今日書ける分だけ書いて、残りは来週に書きます・・・。

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  3. satoko 様

    貴重な情報をありがとうございます。
    飲料水についてはsatoko 様の仰るとおり大き目の水に切り替えます。
    今回は1ガロン持って行くことを推奨されるところにも行くのでそうします。

    REIは、satoko 様のブログで出てくる気温計にプリントされていたメーカーですね。
    HPを見つけたので店舗の情報で検討してみましょう。

    GoodwillについてもHPを見つけました。
    これも今後検討します。(こういう情報がとても貴重ですね、ありがとうございます。)

    今回はPHXからアメリカに入国してLASから帰国します。
    二つのお店のそれぞれの場所を探して行ってみることにしましょう。
    今年はモーテルを予約してあるのでそこを泊まり渡りますが、暇のできる来年こそはカーキャンピングで美味しいステーキをBBQして楽しみたいと考えております。

    ブログは無理のない範囲で書いてください。
    更新を気長に待っております。

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  4. レンタカーさま

    REIはフェニックスにもあるようです。
    Goodwillはどこにでもありますし、お店がしまった後でも、
    ドロップオフできる場所があるので、そこに寄付するものを置いておけばOKです。
    (通常、ドライブスルーがあります)

    モーテルは直接予約を取っていれば、
    キャンセルは通常1日前までOKなので、今からキャンプに切り替えるのも
    遅くはないと思うのですが、準備が大変かもしれませんね・・・。

    ブログはまたボチボチ書いていきます。

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  5. satoko 様

    >>お店がしまった後でも、ドロップオフできる場所がある・・・
    こういう情報は現地にいる方でないと得ることができない情報です。
    Goodwillというお店も私は知ることができました。
    Googleの翻訳ではリサイクルストアーと出てきました。
    一度行ってみます。

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  6. レンタカーさま

    Goodwillはフェニックスやベガス規模であれば数店舗はあるはずです。
    リサイクルストアーは確かにそうですね。
    家具から洋服まで何でもあります。
    稀にアンティークなどの掘り出し物もあるのだとか・・・。
    家を掃除した時に、まだ使えるけど、自分では使わないものは
    Goodwillに持って行くと引き取ってくれます。

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