11/22/2014

8/30: ノースリムから日帰りでAntelope CanyonとGlenn Canyon Dam観光

バックカントリー許可証の日程も変更できたのと、翌日はいよいよ3泊4日のバックパッキングなので、この日はゆっくり休むことにした。

まる1日あるので、ちょっと遠出をしてアンテロープキャニオンへ行ってみることに。アッパーかロウアーかはこの時点では決めず、行ってから混み具合を見て決めることにした。


アンテロープキャニオン(アッパー)は、2008年に行ったのだけど、ものすごい人でうんざりしてしまい、それ以降行かなかった。

Jさんは、荷造りをするというので、Mさんと一緒にアリゾナ州ペイジへ向かう。

Bitter Springs, AZからPage, AZのUS-89の区間は、ペイジから南へ下がった25マイルほどの所で土砂崩れが発生したようで、現在閉鎖している。そのため、今回はカナブ経由でペイジ入りすることにした。

グランドキャニオンのノースリムからペイジは車で片道3時間の道のりだ。しかしながら、景色がいいのでそれほど苦にはならない。

8時AMにグランドキャニオンを出て、またまた懲りずにカナブのマクドナルドで朝食。今回はドライブスルーで注文。しかしながら、やはり他の支店と比べて遅かった・・・。

また、ちょうどThe Waveの抽選場所であるGrand Staircase-Escalante National Monument Visitor Centerにも寄って、Buckskin Gulch(バックスキンガルチ)とHouse Rock Valley Road(ハウスロックバレーロード)の状況を聞いてみることにした。

ちょうどThe Waveの抽選が終わり、緑色の許可証を持っている人がウロウロしている。レンジャー曰く、数日前に大雨が降り、バックスキンガルチは水だらけで歩けないらしい。Wire Pass Wash(ワイヤーパスウォッシュ)とバックスキンガルチが合流する地点は水が流れているから、歩けてもそこまでらしい。また、ハウスロックバレーロードも泥まみれで、4WD必須とのこと。

この道路はいつも若干荒れてて、セダンでは若干厳しいかな?くらいなのだけど、Wire Pass(ワイヤーパス)トレイルヘッドまでは通常、道路が乾いている時は2WDでOKである。

バックスキンガルチを歩くのは翌週の水曜日。これまでに水が引いていればいいけれど、恐らくそれでも泥まみれでそんなに遠くは行けないはず。それも、あの泥は動物の死体やらが流れているのか、何しろ臭い。水は問題ないのだけど、ドロドロのまま歩くのはイヤなので、恐らく今回はバックスキンガルチは諦めることになりそうだ。前回も結局2マイルの時点で深い水たまりに遭遇し、短いハイキングで終わってしまったのである。

バックスキンガルチを歩けなくても、ここらへんはトレイルや観光地は山ほどあるので、ガッカリすることもなくペイジを目指した。

途中、オーバールックポイントで、Lake Powell(レイクパウエル)を見渡す。

Lake Powell

若干、湖の水位が低い気がしたのだけど、赤い岩と青い水のコントラストはいつみても美しい。

Glenn Canyon Dam(グレンキャニオンダム)を通過して、いよいよペイジに到着。3本の煙突があるNavajo Generating Station(ナバホ火力発電所)の横に、Antelope Canyon(アンテロープキャニオン)がある。

Upper AntelopeとLower Antelopeは場所が異なり、UT-98を挟んでそれぞれ南と北に分かれている。

最初、Upperのほうに行ってみたのだけど、ものすごい混みようで駐車スペースすらなかったので、UターンしてLowerのほうに行ってみた。

しかし、こちらも行列ができている。駐車スペースはあったので、今回はLowerにすることにした。

Lower Angelope Canyonチケット売り場

チケット購入まで1時間待ち。途中、前にいたフランス人女性がいきなり鼻血を出してしまい、英語があまり喋れないようだったので、周りの人にティッシュを持っているかと聞いて回ったのだけど、なぜかティッシュを持っている人は誰もいない。長い列のなか、「すみません、すみません」と言いながら人をかき分けて、なんとか受付のお姉さんにお願いしてやっとティッシュをゲット。

「大丈夫?」と聞いたら、「大丈夫じゃないわよ!」と言われ、ティッシュを渡したらそのままどこかへ消えてしまった・・・。

そんなこんなで無事にチケットはゲット。しかし、キャニオンへの道は長く、さらにここから1時間待ち。お昼近かったのもあり、1回ペイジの町へ戻って昼食をゲットすることに。ドライブスルーでハンバーガーを購入、そのまま、またLower Antelopeへ向かう。

この日は曇り時々晴れだった。湿度はほとんどないので、車の窓をあけて日陰にいれば涼しい。1時間はあっという間に経過し、やっと12:15のツアーグループが呼ばれた。

1グループの人数は20人ほど。Fernという若いネイティブアメリカンの女性がツアーガイドだった。

他の日本人グループと一緒になりながら、キャニオンの入り口まで歩いて行く。日本人グループはかなり急かされていた。

入り口までのハイキング。あっという間。

Lower Antelope Canyonは、階段を何回も登り降りするので、階段が苦手な人はUpper Antelopeのほうが安心かもしれない。

ガイド曰く、Upper Antelopeはキャニオンの形がAの形(下が広く上が狭い)であるため、正午前後に光のビームが入り、その時間帯が一番人気があるとのこと。ただし、キャニオン内は結構暗いので、手持ち撮影はISOを上げるなりしないと全部ブレてしまう。

Lower AntelopeはUpper Antelopeとは逆で、Vの形をしているので、正午前後だと日差しが強すぎるため、写真ではコントラストが出すぎて良くないとのことだった。Lowerの場合は、早朝か夕方近いほうが、コントラストも和らぎ、紫色やピンク色の美しいキャニオンが見れるとのこと。

今回私たちは、その「あまりよろしくない」正午のツアーだったのだけど、この日は雲が結構出ていたのもあり、それほど問題はなかった。

階段でキャニオンの底まで降りる

中に入ると、さすがAntelope Canyonである。鉄砲水が作り出す、ゆるやかな曲線、オレンジやピンク色のサンドストーンが美しい。

人混みは嫌とか言っている自分だけど、やっぱりこんな美しいものを見たら、そんな思いも吹っ飛んでしまった。

自然のチカラはすごい。色もほんと~にキレイ!

ツアーガイドのFernは、所々でみんなの写真を撮ってくれた。カメラを渡すと、「この設定のほうがキレイに写るのよ!」と言って、チャッチャッと設定を変えてくれた。曇りモードのほうが色がピンクっぽくなり、実際に見た色により近い色になるようだ。何のカメラを渡しても設定をしてくれるFern。さすがである。私は設定だけ聞いて、自分で設定を変更してみた。

結構人数いたけど、そこまで気にならなかった

また、Fernは、ここからのアングルが写りがいいとか、こうやって撮影したほうがいいとか、マメにアドバイスをしてくれる。質問をすれば全部きちんと答えてくれるし、あまりにも写真に夢中で遅い人には、イライラせず、しかしながらきちんとルールを守るようにお願いしていた。できるガイドだ。

結構な枚数を撮ってしまった

個人的にはUpper AntelopeよりもLower Antelopeのほうが見応えがあった。Upperはただ歩くだけだけど、こちらは階段の登り降りもあるし、キャニオンの形もより変化に富んでいたと思う。

途中、鼻血を出したフランス人女性に大丈夫かどうか声をかけてみた。「ティッシュありがとう」と、フランス訛りの英語でお礼を言ってきた。かなり血が出てたから心配だったけど、よかったよかった。



あっという間に1時間半が過ぎ、階段を登り細い岩の割れ目から地上に出る。上から見たらただの岩地にちょっと割れ目がある程度。しかし、その中の景色は全く異なるもので、その差にビックリ。誰が見つけたんだろうね。

上から見たらただの岩の裂け目・・・

Fernの対応には大満足だったので、若干多めにチップをあげて、その場を後にした。

まだ時間があったので、グレンキャニオンダムに寄ってみることにする。

1時間に1回ツアーが出ていて、$5と安いので参加してみた。政府管轄下にあるので、まずはセキュリティーチェック。基本的にカメラバッグ以外のものは持ち込み禁止である。私は貴重品などは全部車の中に入れて、カメラだけ持ち込んだ。

エレベーターでダムまで降りる。ここで色々と説明を受けた。このダムができてからは、ダムの下流は年間を通して水温は68Fとなっている。ダムの下の方にある水であるため、水温が低く、一定に保たれているらしい。

ダム側から見たコロラド川にかかる橋
ここからさらにエレベータで下り、実際にタービンがある場所まで行く。途中、真っ青な芝生が生えている場所がある。これは建物内部の気温を下げる役割があるとのこと。あまりにも青々としているので、ゴロンと昼寝をしたくなる。

ダム底部にある芝生
そしていよいよ発電機のある場所へ移動。



実際に何機かは動いていた。そしてここからまたエレベータに乗って地上に戻る。

ツアーガイドのお姉さんが、コロラド川のラフティングの紹介をしていたので、そのパンフレットを帰り際にもらってきた。もしバックスキンに行けなかったら、1日ゆっくりラフティングツアーに参加というのもありかもしれない。

グレンキャニオンダムは今までほぼ素通りだったのだけど、英語がちょっと分かればこのツアーはかなりオススメ。もし分からなくても、ダム内からの景色は、地上からは見えないし、そういう意味でも行く価値はあると思う。

グランドキャニオンノースリムに到着した頃、空が真っ赤に染まっていた。写真と思いつつも時すでに遅し。きっと、赤く照らされたキャニオンが見えたんだろうな・・・。

この日も前日と同様、やっと電気が消えて眠りに落ちたのは2時AMだった。この悪夢はさらに続き、予想もせぬ出来事が起こるとは、誰が予想できただろうか・・・。

2 件のコメント:

  1. satoko様

    お帰りなさい。
    久しぶりの日本はいかがでしたか?

    私も今年、Lower Antelopeに行きました。
    二年前に行った時には洪水で三分の一しか行けないので断念しましたが、今回行って驚いたのはお店が2店舗になっていました。
    新しい方の店に行きましたが丁寧な説明でした。
    もちろん私は英語はわかりませんが親切な説明なのが身振りでわかりました。
    不思議ですね!

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  2. レンタカーさま

    日本はやっぱり食べ物が美味しくてついつい食べ過ぎてしまいました。
    到着した翌日から出発の2週間、ずっと喉の痛みがひどく体調不良でしたが、
    一番の目的である家族の顔を見られたのでよかったとします。

    Lower AntelopeはKen'sのほうしか開いていなかったのですが、
    レンタカーさまが行かれた時は両方開いていたのでしょうか?
    Kenはあの地域の地主か何かで、あの場所も彼の所有地のようです。
    確かに、受付のお姉さんはとても丁寧に対応していました。
    ガイドもすごくしっかりしていたお姉さんだったので、大満足でした。
    言葉は分からなくても、ニュアンスは伝わりますよね。

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