夏の間はCarlsbad Caverns National Park(カールスバッド鍾乳洞国立公園)の100万匹を上回る150万匹ものメキシコ・オヒキコウモリが、ダウンタウン・オースティンにかかるCongress Bridgeから毎晩一斉に飛び出してくる。北アメリカだけでいえば、コロニーの大きさはナンバーワンだ。
| Congress Bridgeで コウモリを待つ人たち |
Congress Bridgeは、州議事堂からCongress Streetを10ブロック南に下がったところにある、Lady Bird Lake(レディー・バード・レイク)にかかる橋である。夏の夕方になると、コウモリの飛行を見る人で橋の東側は人でいっぱいとなる。コウモリは太陽とは逆の方向、つまり東側に飛んでいくため、橋の西側で待機する人はほとんどいない。
コウモリが橋から飛び立つ時間は、その年や月によってまちまちであり、運がよければ日の入り前に出てきてくれる。運が悪いと真っ暗になってからとなってしまうのだが、これはもうコウモリの気分次第であって私たちにはどうすることもできないものだ。
2011年の夏はテキサスはひどい干ばつに見舞われたため、コウモリはより遠くへ餌を探しに出ねばならず、飛び出す時間が早めだった。何回か足を運んだが、日の入り30~45分前頃だった。
しかし、その前年度は同じく数回足を運ぶも、飛行が始まるのはいつも周りが真っ暗になってからで写真は一切撮れない年だった。
アクセスだが、ダウンタウンのホテルに滞在していたら、何とか徒歩ではいけなくもない距離だと思う。しかし、車で行く場合は駐車場の問題が生じてくる。ラッキーなことにコウモリが見れる夏の間、6時以降であれば橋の南東にあるAustin American Statesmanという新聞社の駐車場に無料で駐車することができる。
さて、どこでコウモリを見るかということだが、観察場所はいくつかあり、それぞれ違った楽しみ方ができる。
- 橋の上から
- 橋の下から
- 水面から
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| 橋の上からの景色 |
橋のどこからでもコウモリは見ることができるが、コウモリが一番出てくる場所は橋の南側だ。ちょうど、川と陸の境目あたりで、少し体を乗り出して水面をみるようにしてみると、コウモリが顔に当たるのではないかと思えるくらい迫力がある飛行を間近で楽しむことができる。
しかし、ここから写真を撮ろうとすると、どうしても川沿いの高い木が撮影の邪魔になり、夕焼けの空に飛んでいくコウモリを撮影することは難しい。写真にバッチリ収めたいのなら、橋の真ん中、もしくは若干北寄り(ダウンタウン側)に陣取るのがベストだと思う。真ん中からだと、赤く染まった空に、真っ黒い雲のように長く連なったコウモリの大群を撮影できる。
とにかく、コウモリが明るい時間帯に出てきてくれれば、橋の上からの景色は大抵の人が大満足できると思う。

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