| Old Ore Rdからの景色 |
友達の車は4WDなので問題はなかったが、今回は乾燥していたこともあり恐らく2WDでもハイクリアランスであれば問題なさそうな気もした。しかし、この道路の入口には、"4WD Required"(4WD必須)と書いてあるのであるに越したことはない。雨が降った後などは確実に4WDが必要となる。
ビジターセンターに寄って、レンジャーにこの道路の状態を確認した時のこと。「あの道をプリウスで行った人がいるのよ。途中でスタックしてね・・・。プリウスよ?」と目をまん丸にして話してくれた。確かに、あの道路をプリウスで走るのは200%無謀である。何しろ凸凹がひどく、急な登りや下りがあり、この道を走っているときにレンジャーの話を聞いて思わず苦笑いしてしまった。
| Ernst Tinaja |
舗装路の分岐点からそれほどの距離は無いにしても、何しろ悪路。時間がかかる。しかし、ユッカやサボテンが豊富に生え、遠くにはチソスマウンテンが見えるなど、景色はなかなかである。
| Old Ore Rd沿いにあるお墓 |
さらに進むと、右側にErnst Tinaja Campsiteのサインが出ているので、ここを右折する。ほんの1分ほどで左側にキャンプサイトが見え、その目先にErnst Tinajaのトレイルヘッドおよび駐車場がある。
トレイルはティナハまでは0.5マイル、往復1マイルの短いものとなっている。さらに標高差もないので誰でも気軽に歩けるトレイルのひとつだ。
| 最初のドライウォッシュ |
だんだんと両壁が狭くなり、岩壁はピンク色の砂岩に変化する。なんとなくThe Waveを思い出した。足を地に下ろすたびにバリバリッと音がして崩れていく。
| パリパリと崩れる砂岩 |
ティナハは少し階段状になっており、ティナハを超えてさらに奥に行くと、ピンク色の砂岩から灰色の大きな岩壁に変化する。キャニオンの幅も細くなり、背丈ほどの大きな岩がキャニオンを塞いでいる。
| ティナハの横で休憩 |
化石もゴロゴロしているので、化石探しもできる。キャニオンになっているため日陰も多く、セダン以外の車であれば容易にアクセスできる場所なのでオススメだ。
| ティナハ。深い。 |
私が行った時は家族連れがいて、その中に流体力学の博士と中学校の科学の先生がいた。二人とも化石にかなり詳しく、ティナハからトレイルヘッドまで一緒に化石を見つけては色々と教えてもらった。また、この辺りの地質学についても私に分かるように説明してくれた。貴重な出会いである。
| 私が見つけた巨大な化石 |
トレイルも往復1マイルと短いため、もし時間が余っている場合は残りのオールド・オア・ロードを走ってみるのもいいかもしれない。ただし、たかが30マイルと言っても速度はほとんど出せないので、最低3時間を見積もったほうがいい。
また、夏の間は気温が高く、日陰でも45℃を上回るなどとても過酷な環境となっている。また真夏は観光客がほとんどいないため、こういったオフロードを走る場合は、十分過ぎるくらいの水と食料を持参したいものである。
実際、真夏のOld Ore Rdで車が故障し、熱射病で亡くなった人もいる。
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