I-10沿いにSonora(ソノラ)という町がある。
このあまり何もなさそうな町を離れたちょっとしたところに、
とてもキレイな鍾乳洞がある。
Caverns of Sonoraのフォーメーションは現在も95%成長しているらしい。
今までに足を運んだ鍾乳洞は、テキサスではInner Space Cavern、Longhorn Cavern State Park、ニューメキシコにあり国立公園に指定されているCarlsbad Caverns National Parkがある。
Carlsbad Caverns(カールズバッド鍾乳洞)は何しろデカいし広い!エレベータを降りてひんやりした鍾乳洞を目の前にすると、誰もが「おぉ~~~!」と感動する。
過去に、Hall of the White Giant、Spider Caveとレンジャー引率ツアーの中では一番難易度が高いとされているツアーに参加したことがある。
ごく限られた人が行ける場所。そこにはやはり制限されているだけあって見応えバッチリのフォーメーションが数多くある。しかし、つるつるした岩の上をロープを使って登ったり、はしごを登ったり、「こんなところを?」と思えるような狭い狭い場所を四つん這いで進んでいくため、閉所恐怖症である場合は絶対に無理である。
カールズバッドを一言でまとめると「ダイナミック」なのに対し、ソノラ鍾乳洞は「繊細」な感じがする。カールズバッドは巨大なため「おぉ~!」となるけど、ソノラ鍾乳洞は別の意味で「おぉ~!」となってしまう。
ソノラ鍾乳洞は、なんとなく柔らかい感じがする。フォーメーションも大きなものは特になく、細かいものが多い。なんとなく、海底にいる感じかもしれない。
| 繊細で美しいフォーメーションが広がる |
表現が下手な私には説明は難しいけど、別の意味でカールズバッドよりもオススメである。
ツアーは随時開催しており、事前予約は不要だ。
I-10を通ったら絶対に立ち寄るべきスポットNo.1である。
| 昔はここは水のなかだったらしい |
ちなみに、このソノラ鍾乳洞で有名であったButterfly Formation(バタフライ・フォーメーション)だが、6年前に誰かが折ってしまった。
名前の通り、蝶々の羽の形をしたフォーメーションで、本当に貴重だったのにも関わらず、ツアーに参加していた大学生男がツアーガイドがちょっと目を話した隙に右側の羽を折って盗んでしまったらしい。
今では、鍾乳洞内のフォーメーションを壊した場合は2nd Degree Felonyとなり、かなり重い罰が待っている。さらに、このバタフライ・フォーメーションを破壊した男はまだ逮捕に至っておらず、どうやらメキシコに逃げているのだとか。逮捕に導く貴重な情報を提供した人には、200万円の賞金を出すなど必死に捜査が続けられている。
ちなみに、もし逮捕された場合、5000万円の罰金らしい。世界に一つしか無いバタフライ・フォーメーションなのにこんな軽い刑でいいのかと聞いてみたら、当時は刑罰は特になかったようだ。是非破壊される前のバタフライを見てみたかったものである。
| 真ん中に写っているのが右の羽が欠けたバタフライ・フォーメーション |
何しろ、テキサスではかなりオススメの鍾乳洞である。
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