副甲状腺機能亢進症 - アメリカでの治療 その1
せっかくの4連休も結局は入院と安静で終わってしまった。入院はほんの1日のみで、点滴と検査くらいしかしなかったのだけど、点滴の効果がかなりあって吐き気は収まった。
だるさも前に比べたら楽にはなったものの、まだ結構残っている。しかし生活には支障はなさそうだった。15あったカルシウム値は11まで下がり、まだ標準値を超えるものの、これで手術まで過ごしましょうということになった。
感謝祭の休みも終わったので、手術の手続きを開始していく。
まずは、かかりつけの専門医のところに行き、外科医を紹介してもらった。彼は内科医らしく手術はしないとのこと。病院の電話番号と外科医の先生の名前をもらってアポを取った。
今度は本当の総合病院。できるだけ早く手術を受けたいと言うと、空いているのはクリスマス・イブだと言う。こんな状態ではどこへも行けないので、その日に手術の予約を入れた。クリスマスに手術っていうのも微妙だけど・・・。
手術はこのあいだ入院した家のそばの病院ではなく、ダウンタウンにほど近い総合病院で行うとのこと。どうやら設備が足りないらしい。
あとは、実際に外科医に会って手術の説明を受ける。外科医はドクター・ブレイディーと言って、小柄な女性だった。
家に帰ってから色々と調べてみたのだけど、ケースによっては耳の裏あたりから反対側の耳まで首にざっくりとメスを入れられ、大きな傷口が残るケースや、手術をしても問題となっている副甲状腺が分からず、結局完治には至らなかったケースなどが見られた。
そのため、外科医に副甲状腺の手術経験を聞いてみた。そして、気になっている傷口の大きさ、成功する確率など、疑問に思ったことは全部質問してみる。
手術の経験は多いほうで、術式もMinimally Invasive Parathyroidectomyという、ほとんど切らない形式のものらしいのでホッと一安心。首は見える部分だし、できるだけ傷口は小さくしてもらいたい。「首のシワ部分にメスを入れるから、完治したら傷はほとんど見えないわよ!」と言ってくれた。切るのはほんの数センチらしい。
手術では副甲状腺の腫瘍を取り、問題がなさそうだったらそれで完了ということで、やはり日帰りができると言っている。
首なので全身麻酔になるわけだけど、日本では日帰りなんてありえないとちょっと思った。実際に、日本人が書いたウェブサイトなどでは1週間の入院と書いてある。
さすがアメリカである・・・。
手術まで1ヶ月あるため、また血中カルシウム値が上がるのではないかと心配した。病院に務めている友だちがいたので、そこでひっそり無料で血液検査をしてもらったり、家に遊びに来てくれたり、この間はいろんな人に迷惑をかけてしまった。
手術までの1ヶ月間は無理をできるだけ避けて過ごした。ハラハラドキドキの1ヶ月だった。
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