確か2010年の1月くらいから始めたのだと思う。
今振り返ると色々あった。
まず、スクールに見学に行ったその日。滑走路の手前で離陸許可待ちの飛行機が、いきなり上に舞い上がり、そのままプロペラから地面に墜落。高さは3メートルほどだったけど、目の前10メートルで起こったこの事故にはビックリした。
訓練を初めてからは、どうしても着陸のコツがうまくつかめずイライラが溜まったり、真夏の訓練では機内が120F以上になり汗だくになりながら飛んだ。
そんな中、その夏で一番暑かったその日、着陸時にタイヤがパンク。110Fの猛暑の中、3人で飛行機をランプまで押したこともあった。
夜のクロスカントリーでは、サンアントニオ国際空港を離陸した直後にオルタネータが動かなくなり(オルタネータベルトが切れた!)、機内のライトやポジションライト、アンチコリジョンライトなど、すべてOFFにして、なんとか空港に戻ったことも。
初めてのクロスカントリーでは風に煽られ、高度がうまく保てないまま冷や汗かいて現地に到着したり、オースティン・アプローチにコンタクトしたものも無視されたり、凹むことも多々あった。
そんなこんなのフライトレッスンも、ようやく7/26/2012の日に無事に終えることができた。
試験はBrownwood(ブラウンウッド)にある空港で行われる。Georgetown(ジョージタウン)からは94NM(180km)の距離にあり、訓練機のTomahawkでは1時間かかる。
そのため、朝5:30起き、6時に家を出発し、6時半にスクールに到着。30分で準備をして7時には飛び立つ予定だった。
しかし、天候がいまいち。午後から晴れるのは分かっていたし、朝は雲が多いのも分かっていたけど、時間が立つにつれてScatteredからBrokenに変化していく。最終的な書類の準備にかなり時間がかかってしまい、スクールに到着した時は少なかった雲も、出発時にはかなり多くなっていた。
ATISを聞いてみると、1700のBroken。微妙だ。しかし、往路までの天気は1500-2500 Scatteredだったので「雲を避けていけばいい。もし視界が遮られたら戻って来い」と言われていたこともあり、とりあえず燃料満タンに積んで離陸。
チェックライドは週末はやっていないようで、この日のために1日有給を取った。そんなこともあり、合格して帰ってきたい思いが強かった。
高度を上げていくと、雲がどんどん近くなる。
ひたすら続く雲の天井。そのギリギリを飛んでいく。本当は4500FTでクルージングする予定だったけど、そんなことしたら雲の中に入ってしまうので、2400FTをキープ。
1回だけ雲が飛行機に向かってきて一瞬雲の中に入ってしまった。
ヤバイ!!!
すぐに方位を変えるも、雲は通り過ぎまた雲の天井が見え出した。フライト・フォロイングもお願いしようとしたけど、バタバタしているうちに半分くらい来てしまったのでそのまま行く事にする。VFRフライトプランもファイルしてたんだけど、結局オープンにすることはなかった。
中間地点のLampasas(ランパサス)あたりに来ると雲はなくなり視界も回復した。ここから予定としていた高度4500FTまで上りクルージング。
最後にクロスカントリーをしたのは1年以上前。その時はずっとドタバタして忙しかったけど、今では高度もきちんと維持できるようになったし、より景色を楽しめるようになった。
ブラウンウッドのATISを聞き、高度を下げる。そして10マイル地点でセルフアナウンス。実はこのセルフアナウンスが若干苦手である。ジョージタウンは管制官がいるので管制官とやり取りするけど、ここは自分の位置を言うだけ。
"Brownood traffic, Tomahawk xxxxx, 10 miles SE, Landing, Brownwood."
10マイル地点、ダウンウィンド、ベース、ファイナル、滑走路を出た時、タキシング、全部周りに聞こえるように自分の位置を言う。
ブラウンウッドの空港が近づいてくる。CTAFを聞いている限りでは予定通りのRWY17を使っているようなので、同じくRWY 17に着陸するように着陸準備に入る。ダウンウィンドに入りアナウンス。ベース、ファイナルと入り着陸。
風もそれほどなかったおかげで、着陸はスムーズで無事にブラウンウッドに到着した。
さて、これからが本番だ。
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